プーマ オールプロ ニトロ 2 レビュー|評価・サイズ感を完全解説
今回は、「プーマ オールプロ ニトロ 2(PUMA All-Pro NITRO 2)」を徹底的にレビューしていきたいと思います。
「プーマのバッシュって実際のところどうなの?」
「ナイキやアシックスと比べてグリップやクッションはいいの?」と気になっている人、バッシュ選びで絶対に失敗したくない人に向けて、どこよりも詳しく、解説していきます。
それでは、さっそく「プーマ オールプロ ニトロ 2」のレビューにいってみましょう!
プーマオールプロニトロ 2 レビュー
まずは、このバッシュの基本的なスペックから見ていきましょう。
基本情報

ここはサクッと確認できるように、表でまとめてみました。
| 項目 | 詳細・スペック |
| モデル名 | PUMA All-Pro NITRO 2(プーマ オールプロ ニトロ 2) |
| 発売年 | 2024年〜 |
| 相場価格 | 18,700円(税込・公式定価) |
| 重量 | 軽量〜標準クラス(片足約380g前後 ※27.0cm基準の目安) |
| ミッドソール | 二重密度のNITROFOAM™(ニトロフォーム) |
| アウトソール | PUMAGRIP(プーマグリップ)ラバーアウトソール |
| カット | ローカット(くるぶしが出るくらいの低さ) |
表にもある通り、価格は定価で2万円を切るくらい。最近のトップモデルのバッシュが2万円を軽く超えてくる中で、このスペックならかなり頑張っている価格設定だと思います。
クッションにはプーマ自慢の「ニトロフォーム」が使われていて、これが本当にいい仕事をしてくれるんです。アウトソールのラバーも、後で詳しく書きますが、床に吸い付くような特別な素材になっています。
パフォーマンス評価

ここからは、実際にバッシュを履いてプレイする上で一番気になる「パフォーマンス」について、項目ごとに星評価と文章で詳しく解説していきます。
グリップ

評価:★★★★★(星5つ)

このバッシュの最大のアピールポイントは、間違いなくこのグリップ力です。プーマグリップという特殊なラバーが使われているんですが、これがもう本当にすごいんです。
綺麗な体育館はもちろんですが、少し埃が浮いているような滑りやすい体育館でも、キュッ!としっかり止まってくれます。急発進や急ブレーキを繰り返すバスケにおいて、足元が滑らないというのは何よりの安心感につながります。止まりたい時にピタッと止まれる感覚は、クセになります。
クッション

評価:★★★★☆(星4.5)

クッションには「ニトロフォーム」というプーマ独自の素材が使われています。
二重構造になっていて、着地した時のドスンという衝撃はしっかり吸収してくれるのに、次に一歩を踏み出す時にはグンッと反発して押し出してくれる感覚があります。
フワフワしすぎてバランスが崩れるようなこともなく、硬すぎて膝が痛くなるようなこともない、本当に絶妙なバランスです。成長期で膝のオスグッド(成長痛)が気になる中学生や、ジャンプの着地で膝に負担を感じやすい大人にも優しいクッションだと思います。
フィット感

評価:★★★☆☆(星3.5)
フィット感については、少し注意が必要な部分があります。かかとから土踏まずにかけては、中で足がズレないようにガッチリとホールドしてくれてすごく良いんですが、つま先の部分(前足部)が少しタイト(狭め)に作られています。
また、アッパーと呼ばれる靴の表面の素材が少し硬めなので、履き始めの数回は足の指の付け根あたりに圧迫感を感じるかもしれません。何回か履いて動いているうちに足の形に馴染んできますが、最初からフワッと包み込まれるような柔らかさを求めている人には、少し硬く感じると思います。
安定性

評価:★★★★★(星5つ)

安定感は抜群に良いです。ソールの横側が少し巻き上がっているようなデザインになっているのと、靴底の真ん中に硬いプラスチックのようなプレート(シャンクプレート)が入っているおかげで、激しく横に切り返した時でも靴がグニャッとねじれません。
ドライブで鋭くえぐっていく時や、ディフェンスで相手に振られた時でも、足元がグラグラしないので、自分の力を100%床に伝えることができます。
通気性
評価:★★☆☆☆(星2.5)

ここは少し残念なポイントですね。足をしっかり守るために、強くて頑丈な素材(PWRTAPE SQDというテクノロジー)が使われているんですが、その分だけ風通しはあまり良くありません。
特に夏場の暑い体育館で長時間プレイしていると、靴の中でかなり熱がこもって蒸れる感じがします。プレイに直接影響するわけではありませんが、練習が終わった後はしっかり靴紐を緩めて風通しの良い場所で乾かしてあげるなど、お手入れの工夫が必要です。
重さ
評価:★★★★☆(星4つ)

手に持った時の劇的な軽さみたいなものはありませんが、実際に足を入れて走ってみると、数字以上に軽く感じます。
これは、靴全体の重量バランスが良いことと、かかとがパカパカ浮かないようにしっかりホールドされているからです。足と靴がピタッと一体化するので、重さが気になって足が上がらない、なんてことは全くありません。スピードを重視するガードの選手でも全くストレスなく履ける重さです。
プーマ オールプロ ニトロ 2 はどんなコンセプトのバッシュなのか
このバッシュを一言で表すなら、「スピードとパワーの両立を叶える、超万能型のエリートシューズ」です。
昔のバッシュって、ガード向けなら「クッションは薄いけど超軽い」、センター向けなら「重いけどクッションが分厚くて頑丈」みたいに極端に分かれていたんですが、最近のバスケはポジションレスと言って、ガードでもリバウンドに飛び込むし、大きい選手でも外からスリーポイントを打ってドライブもしますよね。
そんな現代のバスケに合わせて、どんな動きにも対応できるように作られたのがこのモデルです。素早い切り返しを支える「最強のグリップ」、高く跳んで安全に着地するための「ニトロフォームのクッション」、そして足が靴の中でブレないための「頑丈なアッパー」。
これらを全部盛り込んで、どのポジションの選手が履いても高いパフォーマンスを発揮できるように設計されているのが、このバッシュのコンセプトと言えます。

試し履きしてみた感想
短い時間試し履きしてみた感想としてまず、一歩踏み出した瞬間に感じたのが、地面を掴む「グリップ力」の凄さです。 「プーマグリップ」という素材が使われているのですが、軽くステップを踏んだだけでも、床に吸い付くような感覚がありました。急に止まったり、パッと方向を変えたりする動きでも、足元が滑る心配はまずなさそうです。

次に、「クッションの心地よさ」も印象的でした。 「ニトロフォーム」というプーマ独自のクッションが入っているのですが、これが絶妙なんです。着地した時はふわっと衝撃を吸収してくれるのに、沈み込みすぎず、足の裏にしっかりとした弾力を感じます。膝や足首への負担を優しくカバーしてくれるような安心感があります。
さらに、「横ブレのなさ」には驚かされました。 靴のサイドがしっかり補強されているので、横にグッと力をかけても靴が変形せず、足を正しい位置にキープしてくれます。激しい動きをしても靴の中で足がズレる感覚が全くないので、これなら思い切って動けるな、と確信しました。

最後に「履き心地の軽さ」について。 数字上の重さよりも、実際に履いて動いてみた時の方が軽く感じます。かかと周りがガッチリ固定されて足と靴が一体化するので、自分の足がそのまま強化されたような、軽快な感覚で足を動かすことができました。
プーマ オールプロ ニトロ 2 のサイズ感
サイズ選びはバッシュを買う上で一番大事なところですよね。
この「オールプロ ニトロ 2」のサイズ感は、結論から言うと「基本は普段のバッシュと同じサイズ(マイサイズ)でOKだけど、幅広・甲高の人は要注意」という感じです。
縦の長さは一般的なバッシュと同じくらいなんですが、問題は横幅と甲の高さです。アッパーの素材が伸びにくくて頑丈に作られているため、足の幅が広い人や、足の甲がぽっこり高い人がいつものサイズを履くと、「小指の横が当たる」「親指の付け根が締め付けられる」と感じる可能性が高いです。
なので、細身の足の人や普通の足の人は、ナイキやアシックスで履いているのと同じサイズで大丈夫です。でも、もし自分が幅広だなと自覚している人や、普段からワイドモデルを好んで履いている人は、迷わずハーフサイズ(0.5cm)アップすることをおすすめします。少しつま先に余裕ができても、かかと部分のホールドがしっかりしているので、靴の中で足が遊んでしまうことは少ないはずです。
プーマ オールプロ ニトロ 2 レビュー

ここからは、他のバッシュとの比較、どんなプレースタイルの人に合うのかなど、さらに深く掘り下げていきますね。
コスパ評価

結論から言うと、このバッシュのコストパフォーマンスは「非常に高い」です。
定価が約18,700円。決して安い金額ではありませんが、2万円台半ば〜3万円台の他メーカーのトップモデルと比べても、グリップ力、クッション性、安定性のどれをとっても全く負けていません。むしろグリップに関しては勝っている部分もあるくらいです。
さらに、プーマのバッシュは発売から少し時間が経ったり、カラーによっては公式オンラインストアやネットショップでセールになりやすいという特徴があります。もし1万3000円〜1万5000円くらいで買えたとしたら、もう「神コスパ」と言っていいレベルです。部活生にとっても、この性能でこの価格なら、買いやすいのではないでしょうか。
プーマ オールプロ ニトロ 2 どこで買える?
気になったらどこで買えるのか、主な購入先をまとめました。
一番確実なのは公式ストアです。サイズも豊富に揃っていますし、新作カラーはいち早く手に入ります。たまに会員限定のセールをやっていることがあるので、登録しておくとお得です。
・楽天市場 / Amazon
普段ポイントを貯めているなら、楽天やAmazonのスポーツショップがおすすめです。「ゼビオ」や「アルペン」などの大型スポーツ店のオンラインショップが出店しているので安心ですし、型落ちカラーが安くなっていることも多いです。
耐久性
バッシュがどれくらい長持ちするか(耐久性)も気になりますよね。屋内と屋外に分けて解説します。
屋内耐久性
体育館の木の床で使う分には、かなり長持ちする部類に入ります。特に靴の表面(アッパー)は、PWRTAPE SQDという補強がされているため、ディフェンスで足を擦ってしまったり、他の選手に足を踏まれたりしても、そう簡単には破れません。
クッションのへたりも少なく、週に4〜5回厳しい練習をする部活生でも、半年以上はしっかりとしたパフォーマンスを保ってくれるはずです。
屋外耐久性
外のコンクリートやアスファルトのコート(ストリートバスケなど)で使うのは、正直あまりおすすめしません。アウトソールのラバーが、体育館で最高のグリップを発揮するように少し柔らかめに作られているため、ザラザラした外の地面で激しく動くと、あっという間に靴底の溝が削れてツルツルになってしまいます。屋外で履くなら、シューティング程度に留めておくのが無難です。
足首サポーターとの相性は?
過去に捻挫の経験があって、ザムストなどの硬い足首サポーター(アンクルブレイス)をつけてプレイしている人も多いですよね。
このバッシュはローカットなので、サポーターのプラスチック部分が靴のふちに当たって邪魔になることは少なく、サポーター自体は装着しやすいです。
ただ、先ほども書いたように中足部からかかとにかけてのフィット感がかなりタイトに作られています。そのため、分厚いサポーターを足に巻いた状態でこの靴に足を入れようとすると、横幅がキツくて入らなかったり、無理やり入れると靴の形が崩れてしまったりすることがあります。
もしガッツリとしたサポーターをつける前提なら、普段より0.5cm〜1.0cmサイズを上げた上で、スポーツショップなどで実際にサポーターをつけた状態で試着してみることを強くおすすめします。
デザイン解説

プーマのバッシュって、他のメーカーにはないスタイリッシュさがありますよね。このオールプロ ニトロ 2も、バッシュらしいゴツゴツした感じというよりは、どこか流線型でスマートな見た目をしています。サイドにはお馴染みのプーマのライン(フォームストリップ)が流れるように入っていて、スピード感を感じさせるデザインです。
ソールの一部がギザギザと波打ってアッパー側にせり出しているデザインは、かっこいいだけじゃなく、横方向の踏ん張りを支えるための実用的な意味も持っています。機能美という言葉がぴったりの一足です。
カラーバリエーション
カラー展開も豊富で、自分のチームカラーや好みに合わせて選べるのが嬉しいところです。
人気色
一番人気でよく見かけるのは、やっぱりシンプルな「ホワイトベース」のカラーです。白を基調にして、ライン部分にオレンジやブルーが入っているモデルは、どんな色のユニフォームにも合わせやすくて定番の人気があります。
また、NBA選手のスキルコーチのクリス・ブリックリーとのコラボモデルのような、特別な柄が入った限定カラー(PEモデル)は、発売されるとすぐに売り切れてしまうほどの人気があります。人と被りたくない人は、ブラックベースの少しダークなカラーや、限定のコラボ色を狙うのがおすすめです。
プーマ オールプロ ニトロ 2 を履いてる人

NBAの舞台でも、プーマと契約している選手たちがこのシリーズを愛用しています。有名なところだと、ドイツ代表としても活躍するデニス・シュルーダー選手などがプーマのバッシュをよく履いています。
彼のような、コートを縦横無尽に走り回り、急ストップから鋭いパスを出したり、自らドライブで切り込んだりするスピードとクイックネスが持ち味の選手が履いていることからも、このバッシュが「止まる」「蹴る」という動作にどれだけ優れているかがわかりますね。日本のBリーグでも、プーマ契約選手を中心に着用者が増えてきています。
シリーズ歴史
プーマのバスケットボールシューズは、一度市場から姿を消していた時期がありましたが、数年前に「Clyde Court(クライドコート)」というモデルで劇的な復活を遂げました。
そこから、クッション材をアップデートしながら進化を続け、「クライド オールプロ」という大ヒットモデルが生まれました。
そのクライド オールプロの正当な後継機として登場したのが前作の「オールプロ ニトロ」であり、さらにアッパーの耐久性や安定感を改良して完成度を高めたのが、今回の「オールプロ ニトロ 2」というわけです。歴代の名作の良いところをギュッと詰め込んだ、まさにプーマバスケの集大成とも言えるシリーズになっています。
他モデル比較
他のメーカーのバッシュと迷っている人のために、わかりやすく比較してみましょう。
同価格帯モデルとの比較
大体1万5000円〜2万円弱の価格帯だと、ナイキの「Zoom Freak(ズームフリーク)シリーズ」や「KDシリーズのテイクダウンモデル」あたりがライバルになってきます。
ナイキのモデルはとにかく軽くて、前足部の反発(Zoom Airのポンッと跳ねる感じ)が強いのが特徴です。一方、このオールプロ ニトロ 2は、ナイキほどの極端な軽さはないものの、靴全体の剛性(頑丈さ)と、底面全体のグリップ力で勝っています。足が靴の中で遊ばないカッチリしたホールド感が好きな人はプーマ、とにかく軽快に足を出したい人はナイキ、という選び方が良いと思います。
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同ポジションモデルとの比較
ガード〜フォワード向けの万能モデルとして、アシックスの「NOVA SURGE(ノヴァサージ)シリーズ」や「GELHOOP(ゲルフープ)」と比較してみます。
アシックスのゲルフープは素足感覚に近く、とにかく軽くて部活生の定番ですが、クッションの厚みはそれほどありません。ノヴァサージはクッションと反発が素晴らしいですが、少し重量があります。
オールプロ ニトロ 2は、ちょうどその中間のような存在です。ゲルフープよりもしっかりしたクッションがありつつ、ノヴァサージほど重くない。アシックスの足型が少し広すぎると感じる人には、プーマのタイトなフィット感がバッチリはまると思います。
おすすめな人
では、具体的にどんな人にこのバッシュをおすすめしたいか、リストと文章で5つ挙げます。
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急激なストップ&ゴーを多用するドライブ主体の選手
とにかくコートをギュッと掴む強力なグリップがあるので、一瞬のスピードで相手を抜き去りたい、クロスオーバーで相手を揺さぶりたいガードの選手には最強の武器になります。
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膝や腰への負担を減らしたいけれど、反発力も欲しい人
ニトロフォームのクッションは、ただ柔らかいだけでなく跳ね返る力があります。ジャンプの着地衝撃を和らげつつ、次の動作に素早く移りたいフォワードの選手にぴったりです。
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靴の中で足がズレるのが嫌で、カッチリしたホールド感を求める人
アッパーの素材が硬めで伸びにくく、強力なシャンクプレートも入っているため、切り返しの時に足が靴の横にはみ出すような感覚(横ブレ)が全くありません。
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人と被らない、かっこよくて性能の良いバッシュを探している人
体育館に行くとナイキやアシックスを履いている人が多い中、プーマのバッシュはまだ少し珍しい存在です。スタイリッシュなデザインで「おっ、プーマ履いてるんだ」と一目置かれること間違いなしです。
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コスパ良くトップクラスの性能を手に入れたい人
定価でも十分に価格に見合う性能ですが、セールで1万円台前半で買えた場合は、他のどのバッシュよりもコストパフォーマンスが高い最強の一足になります。
不向きな人
逆に、こういう人には合わないかもしれない、という点もお伝えします。
足の幅が極端に広い人、甲がかなり高い人
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つま先から中足部にかけての作りがタイトで、アッパーの素材も伸びにくいです。無理に履くと小指や親指の付け根が痛くなってしまう可能性が高いので、超幅広の人は避けるか、必ず試着してサイズを上げる必要があります。
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素足感覚のめちゃくちゃ軽いバッシュが好きな人
アシックスのゲルフープや、ナイキの薄底モデルのように、「履いているのを忘れるくらい軽い」バッシュが好きな人には、ソールがしっかりしていて少し厚みがあるこのバッシュは、少しゴツく感じるかもしれません。
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足汗をかきやすく、通気性を最優先に考える人
頑丈な素材を使っている代償として、風通しはあまり良くありません。夏場の練習で足が蒸れて不快になるのがどうしても嫌だ、という人にはストレスになるポイントです。
ポジション別おすすめ度
各ポジションでプレイする人にどれくらい合っているか、星評価で表してみました。
PG(ポイントガード):★★★★★
圧倒的なグリップ力と横ブレしない安定感は、ボールを運んでゲームをコントロールし、ドライブで切り込むPGにとって最高の相棒になります。
SG(シューティングガード):★★★★★
ストップからのジャンプシュートや、オフザボールで走り回って急ブレーキをかける動きにおいて、グリップとニトロフォームのクッション・反発がシュートの安定を助けてくれます。
SF(スモールフォワード):★★★★★
外角からのドライブ、リバウンドへの飛び込みなど、あらゆる動きをこなすSFにとって、クッションとサポート力が高い次元でまとまっているこの万能バッシュは完璧にマッチします。
PF(パワーフォワード):★★★★☆
ポストプレイやリバウンド争いでの着地の衝撃もしっかり吸収してくれます。ただ、超大型の選手で体重がかなりある場合は、もう少しソールの厚みと剛性があるセンター特化モデルの方が安心かもしれません。
C(センター):★★★☆☆
センターの選手でも履けないことは全くありませんが、ゴール下での激しいポジション争いや踏みつけ合いを考えると、もう少し足首周りをガッチリ守ってくれるハイカットのバッシュや、重量級の選手向けモデルの方が好まれる傾向にあります。
プーマ オールプロ ニトロ 2 のメリット

ここまで書いてきたメリットをまとめると、
・どんな体育館でも滑らないトップクラスのグリップ力
・衝撃吸収と反発力を兼ね備えた優秀なニトロフォームクッション
・激しい動きでも足がブレない強固なアッパーとシャンクプレートによる安定性
・スタイリッシュで人と被りにくいデザイン
・セール時には神コスパになる価格設定
このあたりが、このバッシュを買う最大の理由(メリット)になります。
プーマオールプロニトロ 2 のデメリット
逆にデメリットとしては、
・幅広、甲高の人には少し窮屈に感じるタイトなサイズ感
・履き始めの数回はアッパーが硬く、足に馴染むまで少し時間がかかる
・通気性が低く、夏場は靴の中が蒸れやすい
・屋外(アスファルトなど)での使用には向かず、ソールが削れやすい
・靴紐の表面がツルツルしていて、プレイ中に少し緩みやすい(これは別の靴紐に変えれば解決します)
といった点が挙げられます。これらを許容できるかどうかが購入の分かれ道ですね。
私服にも合う?スニーカーとしての価値
バスケ用としてだけでなく、普段履き(私服)としても使えるかどうか。
結論から言うと、「カラーによるけど、全然アリ!」です。
特にホワイトベースのシンプルなカラーや、オールブラックのカラーなら、スポーティーなスニーカーとしてジョガーパンツやハーフパンツに合わせてもすごくかっこいいです。シルエットがシュッとしているので、ゴツいバッシュ特有の「足元だけ浮いてる感」が出にくいんですよね。ただ、通気性があまり良くないので、真夏に普段履きとして長時間歩くのは少し暑いかもしれません。
女性でも履ける?
もちろん女性(女子プレーヤー)でも問題なく履けます!
女子プレーヤーは男子に比べて足幅が細い人が多いので、実はこの「幅がタイトめ」という特徴が、かえって足にピタッとフィットして好都合な場合が多いんです。
かかとの抜け感もなく、しっかりホールドしてくれるので、機動力を活かしたい女子のガードプレーヤーには特におすすめできます。ただ、サイズ展開がメンズ基準なので、自分の足の小さいサイズ(24.0cm前後など)の在庫があるかどうかは、早めにチェックしておいた方がいいです。
ミニバス(小学生)や中学生の部活生にもおすすめできる?
中学生の部活生には、胸を張って「超おすすめ」できます。成長期で激しい運動をする中学生にとって、滑らないグリップと膝を守るクッションは必須条件です。このバッシュはその両方を高いレベルで満たしてくれます。
ミニバス(小学生)に関しては、少し注意が必要です。このバッシュは靴底のプレートがしっかりしていて少し硬めなので、まだ足の筋力が発達しきっていない小学生が履くと、靴の硬さに足が負けてしまって疲労が溜まりやすくなる可能性があります。小学生の場合は、もっとソールが柔らかくて曲がりやすい、ジュニア専用に作られたバッシュ(アシックスのダンクショットなど)を選ぶ方が、足の発育には安全だと思います。
購入前に知っておきたい注意点
買う前にこれだけは覚悟しておいてほしい、という注意点を改めてまとめます。
・サイズは慎重に! 普段ワイドモデルを履いている人は、必ず+0.5cmを検討してください。可能ならスポーツショップで一度足入れしてみるのが一番安全です。
・最初は硬い! 買ってすぐの試合で履くのはおすすめしません。練習で3〜4回履いて、アッパーを自分の足の形に馴染ませて(ブレイクインさせて)から本番で使いましょう。
・靴紐は変えるのもアリ! 付属の靴紐がほどけやすいと感じたら、市販の滑りにくいシューレース(アシックスの平紐など)に1000円くらいで交換すると、ストレスが一気に無くなります。
プーマ オールプロ ニトロ 2 のお手入れの仕方
お気に入りのバッシュを長く使うためには、正しいお手入れをすることが必要です。
まず、通気性があまり良くないので、練習が終わったらすぐにバッグから出して、風通しの良い日陰で乾かしてください。中に消臭・乾燥用の炭のパックや丸めた新聞紙を入れておくと、嫌なニオイを防げます。
汚れがついた場合は、ゴシゴシ水洗いするのはNGです。アッパーの素材が傷んだり、接着剤が剥がれたりする原因になります。柔らかいブラシでホコリを落とし、どうしても汚れが気になる部分だけ、スニーカー用のクリーナーをつけた布で優しく拭き取ってください。アウトソール(靴底)のグリップが落ちてきたと感じたら、濡れタオルでソールのホコリを綺麗に拭き取るだけで、キュッとしたグリップが復活しますよ。
FAQ

読者の皆さんからよく持たれる疑問を、Q&A形式でまとめてお答えします。
Q1: サイズ感はどうですか?
A: 縦の長さは普通ですが、横幅と甲の高さがタイト(狭め)です。幅広の人は普段より0.5cmサイズアップをおすすめします。
Q2: 屋外(外用)のコートでも使えますか?
A: 使えないことはないですが、ソールが柔らかいためアスファルトなどで使うとあっという間にすり減ってしまいます。屋内(体育館)での使用をおすすめします。
Q3: 前作の「オールプロ ニトロ」から何が変わりましたか?
A: アッパーの素材が強くなり、足を包み込むホールド感と激しい横ブレに対する安定感が劇的に向上しました。
Q4: グリップ力は本当に良いですか?
A: 抜群に良いです。少しホコリっぽい体育館でもしっかり止まれるトップクラスの性能です。
Q5: 重いバッシュですか?
A: 重さは標準的ですが、足にぴったりフィットするため、履いて走ると数字以上に軽く感じます。
Q6: クッションの硬さはどんな感じですか?
A: フワフワすぎず硬すぎない、ちょうど良いバランスです。着地の衝撃を吸収しつつ、次の動作への反発力もしっかりあります。
Q7: 足幅が広いのですが、履けますか?
A: 履けますが、普段のサイズだと痛くなる可能性が高いので、0.5cmサイズを上げるか、試着を強く推奨します。
Q8: 通気性は良いですか?
A: 頑丈な素材を使っているため、通気性はあまり良くありません。夏場は少し蒸れやすいです。
Q9: どんなポジションの人に向いていますか?
A: ガードからフォワードまで、機動力を活かすポジションに幅広く向いています。特にドライブ主体の選手に最適です。
Q10: インソール(中敷き)は交換できますか?
A: はい、取り外し可能なので、自分の好きなインソール(ザムストなど)に入れ替えることができます。
Q11: 靴紐がほどけやすいって本当ですか?
A: 付属の紐は表面が滑りやすく、強く結んでも緩みやすい傾向があります。気になる場合は別の紐に交換することをおすすめします。
Q12: 足首のサポーターをつけて履けますか?
A: ローカットなので物理的には可能ですが、横幅がタイトなので、分厚いサポーターをつけると靴の中がかなり窮屈になります。
Q13: 履き始めは痛いですか?
A: アッパーの素材がしっかりしているため、足の形によっては最初の数回、指の関節などが当たって痛く感じる場合があります。履き込めば馴染みます。
Q14: 値段はいくらですか?
A: 公式の定価は18,700円(税込)ですが、ネットのセール等で1万円台前半〜半ばで買えることもあります。
総合評価 & 結論
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総合星評価:★★★★☆(4.5 / 5.0)
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買いかどうか:足幅が極端に広くない限り、「絶対に買い」のバッシュです!
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おすすめ層:中学〜高校の部活生、週末にガチでプレイする社会人プレーヤー、ドライブでガンガン攻めるガード・フォワード。
プーマ オールプロ ニトロ 2 レビューまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は「プーマ オールプロ ニトロ 2」について、レビューしてきました。
全体を振り返ると、このバッシュの最大の魅力は、なんといっても「コートをガッチリ掴む圧倒的なグリップ力」と、「衝撃吸収と反発力を高次元で両立したニトロフォームのクッション」にあります。
現代のスピードとパワーが求められるバスケにおいて、「止まりたい時に確実に止まり、次の動きに素早く移れる」というのは、プレイヤーにとってこれ以上ない武器になります。特に、急な方向転換やドライブで相手を切り裂きたいガード〜フォワードの選手には、これ以上ない味方になってくれるはずです。
ただし、購入する上で絶対に注意してほしいのが「サイズ感とフィット感」です。
足をブレさせないための頑丈なアッパーは、優れた安定感を生み出す一方で、幅広や甲高の人には少し窮屈に感じてしまうタイトな作りになっています。最初の数回は硬さを感じることも多いため、サイズ選びは慎重に行い、できればスポーツショップで一度足入れをしてから購入することをおすすめします。また、耐久性が高い反面、通気性は低く蒸れやすいこと、屋外での使用には向かないことも覚えておいてください。
前作の「オールプロ ニトロ」と比較すると、アッパーのホールド感が格段に強化され、より実戦的で激しい動きに耐えうる「ガチ仕様」へと進化しました。プーマのバッシュはナイキやアシックスに比べるとまだ履いている人が少なく、周りと被りにくいのも嬉しいポイントですよね。
定価約1万8千円という価格は決して安くはありませんが、ライバルメーカーのトップモデルと同等以上の性能を持っていることを考えれば、コスパは非常に高いです。もしセールで見つけたら、迷わず確保していい名作バッシュだと思います。
「最近体育館が滑って思い切りプレイできない」「膝に優しいけどスピードも出せるバッシュが欲しい」と悩んでいる方は、ぜひこの「プーマ オールプロ ニトロ 2」を試してみてください。きっと、あなたのプレイの質を一段階引き上げてくれるはずです!



参考サイト
記事作成にあたり、以下の情報を参考にさせていただきました。
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各種スポーツ量販店オンラインストア(サイズ感レビュー)
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国内外のバスケットボールシューズレビューYouTubeチャンネル
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海外スニーカーフォーラム(Reddit 等)
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バスケ部活生・社会人プレーヤーのSNS口コミ(X、Instagram)
バッシュ選びの参考になれば嬉しいです。それでは、また次回のレビュー記事でお会いしましょう!



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