ゲルフープ V17 レビュー。実際に履いてわかったサイズ感
日本のバスケットボールプレーヤー、特に部活生から絶大な支持を集め続けるアシックスの看板モデル「ゲルフープ」シリーズ。その最新作となる「GELHOOP V17(ゲルフープ V17)」が遂に登場しました。
長年愛されてきた圧倒的な軽量性と素足感覚はそのままに、各パーツのアップデートによってさらなる完成度を誇っています。

本記事では、ゲルフープ V17レビューとして、徹底的なリサーチと本モデルの性能、特徴、前作からの進化点、そしてサイズ感までを余すことなく解説します。
新しいバッシュ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ゲルフープ V17 レビュー

基本情報
| 項目 | 詳細 |
| モデル名 | GELHOOP V17(ゲルフープ V17) |
| 発売年 | 2025年 |
| 相場価格 | 定価 15,950円(税込) ※実売価格は12,000円〜14,000円前後 |
| 重量 | 約346.5g(27.0cm片足基準) |
| ミッドソール | FLYTEFOAM(軽量高反発素材) |
| アウトソール | N.C.ラバー / AHAR+(耐摩耗ラバー) |
| カット | ミドルカット(ややローカット寄り) |

ゲルフープ V17は、アシックスが日本のバスケットボール環境に最適化して開発した軽量オールラウンドモデルです。
定価は15,000円台と、最新のテクノロジーが詰め込まれているミドルレンジの価格帯に位置しており、学生から社会人まで非常に手の届きやすい設定となっています。前作から構造を見直したことで、さらなるフィット感の向上を実現しています。
パフォーマンス評価

ゲルフープ V17の各性能を星評価でまとめました。
| 評価項目 | 評価 |
| グリップ | ★★★★★ (5.0) |
| クッション | ★★★☆☆ (3.5) |
| フィット感 | ★★★★★ (5.0) |
| 安定性 | ★★★★☆ (4.5) |
| 通気性 | ★★★★☆ (4.0) |
| 重さ | ★★★★★ (5.0) |
| 耐久性 | ★★★★☆ (4.0) |
| 見た目 | ★★★★☆ (4.0) |
グリップ


評価:★★★★★(5点満点)

ゲルフープ V17は、アシックスが日本のバスケットボール環境に最適化して開発した軽量オールラウンドモデルです。
天然ゴムの配合率を高めることで、ホコリが浮きやすい滑る体育館でも、コートの床面にしっかりと粘りつきます。急なストップや方向転換の際にも、足元が滑る不安を一切感じさせない信頼感があります。
クッション

評価:★★★☆☆(3.5点満点)

ミッドソール全体に採用されているFLYTEFOAMにより、標準以上のクッション性を備えています。
ただし、極端に分厚いクッションや過度な反発性を求めたモデルではなく、あくまで「コートをダイレクトに感じる接地感」と「軽量性」を優先した設計です。着地時の衝撃吸収は必要十分ですが、体重が重い選手や膝に不安がある選手には少し物足りなく感じる可能性があります。
フィット感

評価:★★★★★(5点満点)

日本人の足型データを基に作られたアシックスのラスト(足型)は健在で、フィット感は抜群です。
今作V17からの最大の特徴として、シューレース(靴紐)を通す部分に新たなループ構造が採用されました。これにより、紐を締めた際にアッパー全体が足を包み込むように連動し、前作以上にシューズ内での足のズレを防いでくれます。
安定性

評価:★★★★☆(4.5点満点)

中足部に搭載された大型の樹脂パーツ(トラスティック)が、激しいプレー時のシューズの過度なねじれを強力に抑制します。
また、ミッドソール部分が外側に向けて少し巻き上がった構造になっているため、サイドステップを踏んだ際の横ブレを防ぎ、安定した姿勢を保つことができます。かかと部分のヒールカウンターも強固で、足首下部をしっかりと固定してくれます。
通気性

評価:★★★★☆(4点満点)

アッパーのメイン素材に目の粗いメッシュを採用しているため、通気性は非常に良好です。
長時間の練習や試合でも、シューズ内の熱や湿気が適切に逃げていく構造になっています。メッシュの表面にはPU(ポリウレタン)コーティングが施されていますが、通気孔を塞がないように計算して配置されているため、耐久性と通気性のバランスがうまく取れています。
重さ
評価:★★★★★(5点満点)


27.0cmで片足約340g台という重量は、現代のバッシュの中でもトップクラスの軽さです。
足に重りをつけている感覚が全くなく、長時間のプレーでも足への疲労の蓄積を最小限に抑えてくれます。この「軽さ」こそが、ゲルフープシリーズが長年愛され続けている最大の理由と言えます。
耐久性

評価:★★★★☆(4点満点)
アッパーのメッシュ素材はPUコーティングで補強されており、他の選手との接触や床との擦れに対する耐久性は十分に確保されています。アウトソールのかかと部分など、摩耗が激しい箇所には従来のラバーと同等の軽量性を持ちつつ、約3倍の耐摩耗性を誇る「AHAR+(エーハープラス)」が採用されており、長期間のハードな練習にも耐えうる設計です。
見た目

評価:★★★★☆(4点満点)

全体的に無駄を削ぎ落としたシャープでスタイリッシュなシルエットです。
奇抜なデザインではありませんが、アシックスのストライプが際立つ王道のバスケットボールシューズといった佇まいがあります。どんなユニフォームや練習着にも合わせやすく、洗練されたスポーティーな印象を与えます。
ゲルフープ V17を試し履きした感想
実際に足を入れてシューレースを締め上げると、まず驚くのは前作以上に向上した「足との一体感」です。新しく採用されたループ構造のおかげで、足の甲から側面にかけて均等に圧力がかかり、隙間なくピタッと吸い付くような感覚がありました。
その場で軽くステップを踏んだり、体重を左右に移動させたりしてみましたが、足底がコートに近い(接地感が良い)ため、床の硬さをダイレクトに感じ取ることができます。


これにより、自分の踏み込む力がロスなく床に伝わっている安心感がありました。また、その場で軽いジャンプを繰り返してみると、ソールの反発力で飛ぶというよりは、シューズそのものが軽いため、自分の筋力で素早く連続ジャンプがしやすいという印象を受けました。


足首周りのホールド感も、窮屈すぎず緩すぎず、適度な可動域を残しながらしっかりと支えられている安心感があります。
ゲルフープ V17のサイズ感

ゲルフープ V17のサイズ感は、非常に素直で標準的です。
海外ブランド(ナイキやアディダスなど)のバッシュは幅が狭く作られていることが多いですが、アシックスは日本人の足型に合わせて作られているため、基本的には普段履いているスニーカーやバッシュと同じサイズで問題ありません。
実測の足長に対して、つま先に1.0cm〜1.5cm程度のゆとり(捨て寸)を持たせたサイズを選ぶのが一般的です。
さらに、ゲルフープ V17の最大の特徴として、足幅に合わせて「NARROW(細身)」「STANDARD(標準)」「EXTRA WIDE(幅広)」の3つのウィズ(足囲)が用意されている点があります。これにより、自分の足の幅に合わせて最適なフィット感を選ぶことができ、無理にサイズを上げ下げして調整する必要がありません。
ゲルフープ V17 レビュー

ゲルフープ V17はどこで買える?

ゲルフープ V17をお得に、そして確実に手に入れたい方に向けて、おすすめの購入先を紹介します。
楽天・Amazon
普段からネット通販を利用している方なら、楽天市場やAmazonも探してみてください。意外と在庫が残っていることがあり、溜まっているポイントを使ってお得に購入することも可能です。ただし、人気モデルの場合はすぐに売り切れてしまうことが多いので、こまめに在庫状況をチェックすることをおすすめします。
ゲルフープ V17はどんなコンセプトのバッシュなのか

ゲルフープ V17のコンセプトは、一貫して「軽量性」と「アジリティ(俊敏性)のサポート」です。
パワーや高さで勝負するのではなく、コート全体を豊富な運動量で走り回り、素早い切り返しやステップで相手を翻弄するプレースタイルを最大限に引き出すために設計されています。
無駄なパーツを徹底的に削ぎ落とし、素足に近い感覚でコートを掴むことで、プレーヤーの持っているスピードを殺さずにプレーできる環境を提供することが、このシューズの最大の狙いです。
ゲルフープ V17の人気色

ゲルフープ V17で特に人気を集めているのは、やはり王道の「ホワイト×ピュアシルバー」です。清潔感があり、どのようなチームカラーのユニフォームにも違和感なく馴染むため、学生を中心に最も選ばれています。
次いで人気なのが、少しアクセントを効かせた「ホワイト×パープル」です。足元にさりげない個性を演出できるため、練習用としても好まれています。また、汚れが目立ちにくく、力強い印象を与える「ブラック」ベースのカラーも、社会人プレーヤーやストリート寄りのプレーヤーから一定の支持を集めています。
ゲルフープ V17を履いてる人
NBAの公式戦でゲルフープ V17が着用されることは基本的にはありません。これは、本モデルが日本特有の体育館環境や、日本人の骨格、プレースタイルに合わせて開発されたドメスティック(国内向け)なモデルだからです。
一方で、日本のBリーグでは非常に多くのプロ選手が愛用しています。特に、スピードを武器にするポイントガードや、豊富な運動量が求められるシューティングガードの選手に好まれています。
また、全国のミニバスケットボールから中学生、高校生、大学の部活動まで、日本の学生バスケ界においては圧倒的なシェアを誇っており、「体育館に行けば必ず誰かが履いている」と言っても過言ではないほどの国民的バッシュです。
シリーズ歴史
ゲルフープシリーズは、1990年代後半に初代モデルが誕生して以来、約四半世紀にわたって日本のバスケットボールシーンを支え続けてきました。初代から一貫して「軽さ」と「走りやすさ」を追求しており、毎年のようにユーザーの声を取り入れてマイナーチェンジを繰り返してきました。
特にV10(第10世代)以降は、アッパー素材の進化やミッドソールの軽量化技術(FLYTEFOAMの導入など)が飛躍的に進み、現代の高速化するバスケットボールに完全に対応するモデルへと進化しました。今回のV17は、その長年の蓄積されたデータと技術の集大成とも言えるモデルです。
他モデル比較

同価格帯のモデルや、同じポジション向けのモデルとの違いを比較します。
同価格帯モデルとの比較:GELBURST 28(ゲルバースト 28)
アシックスのもう一つの看板モデルである「ゲルバースト」シリーズは、ゲルフープとほぼ同価格帯に位置しています。最大の違いはコンセプトです。ゲルフープが「軽量性と走りやすさ」に特化しているのに対し、ゲルバーストは「ドライブ時の加速力と足の保護」に重点を置いています。
ゲルバーストの方が剛性が高く、クッションや足首周りのサポートが分厚いため、力強いドライブやコンタクトプレーを好む選手に向いていますが、その分ゲルフープよりも重量があります。

同ポジションモデルとの比較:GLIDE NOVA FF 3(グライドノヴァ FF 3)
ガード向けの軽量モデルとして比較されることが多いのが「グライドノヴァ」です。グライドノヴァはゲルフープよりもさらにローカット寄りで、足首の自由度を極限まで高めたモデルです。フィット感はスリッポンのような構造になっており、ゲルフープよりもさらに素足感覚が強いのが特徴です。
ゲルフープ V17はグライドノヴァに比べると、足首周りのホールド感やシューズ全体のカッチリとした安定感で勝っています。バランスの良さを求めるならゲルフープ、足首の可動域とステップの変幻自在さを求めるならグライドノヴァという選択になります。





ゲルフープ V17 レビュー

おすすめな人
ゲルフープ V17は、以下のようなプレースタイルやニーズを持つ方に強くおすすめできます。
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とにかく軽いバッシュを求めている人
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コートの床面をダイレクトに感じる接地感が好きな人
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自分の足幅(細い・太い)に合うバッシュが見つからず悩んでいる人
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運動量が豊富で、試合中ずっとコートを走り回る人
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初めて本格的なバッシュを購入する初心者
ゲルフープ V17の最大の武器は、その圧倒的な軽量性です。重いバッシュを履いて足が疲れやすいと感じている方には、劇的な変化をもたらす可能性があります。また、ソールが薄めでコートを足の裏でしっかりと感じられるため、ステップのキレを重視する選手に最適です。
ウィズ(足幅)が3種類展開されているため、足の形にコンプレックスがある方でもピッタリのサイズを見つけやすいのも大きな魅力です。初心者にとっては、変なクセがなく足の正しい動かし方を覚えやすいため、最初の一足としても非常に優秀です。
不向きな人
一方で、以下のような方にはゲルフープ V17はあまり向いていない可能性があります。
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ジャンプの着地時に強力なクッション性を求める人
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体重が重く、足元に強固な安定感と剛性を求める人
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デザインの派手さや、海外ブランドのステータスを重視する人
ゲルフープ V17は軽さと接地感を優先しているため、クッション性は必要最低限に抑えられています。そのため、頻繁に高くジャンプするビッグマンや、膝や腰に不安を抱えていてフワフワとした厚底のクッションを求めている方には不向きです。
また、シューズ自体が柔らかく作られているため、体重が重い選手が激しいコンタクトプレーを行う際には、シューズがパワーに負けてしまう感覚を持つかもしれません。デザインも堅実であるため、ストリートコートで目立つような派手なバッシュを探している方には物足りなく感じるでしょう。
ポジション別おすすめ度
各ポジションにおけるゲルフープ V17の適正を評価します。
PG(ポイントガード):★★★★★

SG(シューティングガード):★★★★★

SF(スモールフォワード):★★★★★

PF(パワーフォワード):★★★★☆

C(センター):★★★★☆

スピードと俊敏性が求められるガード陣(PG、SG)にとっては、まさに満点の性能を発揮します。素早い方向転換やトランジションでのダッシュを強力にサポートしてくれます。
オールラウンドに動くスモールフォワードにも最適です。パワーフォワードにとっては、プレースタイル(アウトサイド寄りかインサイド寄りか)によりますが十分に活躍できる性能です。
ゲルフープ V17のメリット
ゲルフープ V17を選ぶメリットは数多くあります。
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最高クラスの軽さによる疲労軽減:長時間のプレーでも足が重くならず、パフォーマンスの低下を防ぎます。
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N.C.ラバーによる絶対的なグリップ力:滑りやすい体育館でもキュッと止まれるため、無駄な力が入りません。
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3種類のウィズ展開による完璧なフィット:細幅から幅広まで対応しており、靴擦れや足の痛みを回避できます。
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新構造ループによるホールド感の向上:前作よりも中足部から甲にかけての一体感が増し、シューズ内での足ブレを防ぎます。
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接地感の良さ:床の感覚を掴みやすいため、素早いファーストステップを踏み出しやすくなります。
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コストパフォーマンスの高さ:定価15,000円台でありながら、トップ選手も使用する高い性能を誇ります。
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通気性の良さ:メッシュ素材を多用しているため、シューズ内が蒸れにくく快適な状態を保てます。
これらのメリットにより、ゲルフープ V17はプレーヤーの本来のポテンシャルを邪魔することなく、むしろ引き出してくれる黒衣(くろご)のような役割を果たしてくれます。
ゲルフープ V17のデメリット
メリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。
-
クッション性が控えめ:厚底でフワフワしたバッシュに慣れていると、着地時の衝撃がダイレクトに伝わりやすく、膝や腰に負担を感じる場合があります。
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圧倒的な剛性はない:軽量化のために素材を削ぎ落としているため、体重の重い選手が力任せに踏み込むと、シューズが少し頼りなく感じるかもしれません。
-
デザインがシンプルすぎる:機能美を追求した結果、見た目が非常にオーソドックスであり、個性的なファッション性を求める方にはデザインの選択肢が限られます。
これらのデメリットは、シューズのコンセプトである「軽量性」とのトレードオフであるため、自分のプレースタイルや求める機能と照らし合わせて判断することが重要です。
ゲルフープ V17は普段履きには向いてる?


ゲルフープ V17を街歩きなどの普段履きとして使用することは、機能的には全く問題ありません。
軽量で通気性も良いため、歩きやすさという点では快適です。しかし、アウトソールのN.C.ラバーは体育館の木の床に合わせて作られているため、アスファルトやコンクリートの上を歩くと、通常の靴よりも摩擦が強すぎてソールの削れが極端に早くなります。バッシュとしての性能を長持ちさせたいのであれば、普段履きとしての使用は避けた方が無難です。
女性でも履ける?

はい、女性でも全く問題なく履くことができます。
ゲルフープ V17は男女兼用のユニセックスモデルとして展開されており、サイズも22.5cmなどの小さいサイズから豊富に用意されています。
実際に、日本の女子バスケットボール界(中高生の部活からWリーグまで)でも、ゲルフープシリーズはトップクラスの着用率を誇ります。足幅が細めの女性であれば、「NARROW」モデルを選ぶことでより確かなフィット感を得ることができます。
ミニバス(小学生)や中学生の部活生にもおすすめできる?

小学生(ミニバス)や中学生の部活生には、最も強くおすすめしたいバッシュの一つです。
成長期の足にとって、重すぎるバッシュや硬すぎるバッシュは足の正しい成長を妨げたり、ケガの原因になったりすることがあります。
ゲルフープ V17は軽量で足の動きに柔軟に追従するため、正しいステップワークや走り方を身につけるのに最適です。また、価格帯も親御さんにとって比較的手が届きやすく、ウィズ展開があるため成長に合わせて正しいサイズの靴を選びやすいというメリットもあります。
足首サポーターとの相性は?
足首サポーターとの相性は比較的良好です。ゲルフープ V17はミドルカットですが、足首周りの素材が柔らかく、ガチガチに固定されているわけではありません。そのため、ザムストなどの一般的な足首サポーターを装着した状態でも、シューズ内に収めることは可能です。
ただし、サポーターの厚みがある分、シューズ内の体積が圧迫されるため、サポーターを着用することを前提とする場合は、通常よりもハーフサイズ(0.5cm)アップするか、足幅の広い「EXTRA WIDE」モデルを試着してみることをおすすめします。
購入前に知っておきたい注意点

購入前に必ず確認しておきたいのは、「自分の正確な足囲(ウィズ)」です。ゲルフープの良さは、NARROW、STANDARD、EXTRA WIDEの中から最適な幅を選べることにあります。
自分が幅広だと思い込んでいて実は標準だった、というケースは非常に多いため、できれば一度スポーツ店などで専用の機器を使って足を計測してもらうか、3種類すべてを履き比べてみることを強く推奨します。サイズが合っていないゲルフープは、その素晴らしい性能を半分も発揮できません。
ゲルフープ V17のお手入れの仕方
ゲルフープ V17の性能を長持ちさせるためには、日頃のお手入れが重要です。練習後は必ずシューズを風通しの良い日陰に置き、内部の湿気を逃がしてください。直射日光に当てると、アッパーのPUコーティングやミッドソールの素材が劣化する原因になります。
アッパーの汚れは、柔らかいブラシでホコリを落とした後、水を含ませて固く絞った布で優しく拭き取ります。アウトソール(底面)のグリップ力を維持するためには、裏面に付着したホコリを定期的に濡れ雑巾で拭き取ることが効果的です。


ゲルフープ V17に関するよくある質問

ゲルフープ V17に関して、購入前や使用中によく寄せられる疑問を詳しくまとめました。
ゲルフープ V17は滑る?
全く滑りません。むしろアシックス独自のN.C.ラバーを採用しているため、他のバスケットボールシューズと比較してもトップクラスのグリップ力を誇ります。ホコリの多い体育館や、手入れが行き届いていない滑りやすいコートでもしっかりと止まることができます。無駄な力を入れずにストップやターンができるため、プレーの質を落とさずに動き続けることが可能です。
ゲルフープ V17はダサい?
ダサいということはありません。バッシュとしての機能美を極限まで追求した、王道でスポーティーなデザインを採用しています。そのため、どのようなチームカラーのユニフォームや練習着にも違和感なく合わせることができます。ただし、ストリートファッションのような奇抜さや、海外ブランド特有の派手なデザインを求める人にとっては、少しシンプルすぎると感じられることはあります。
サイズは0.5サイズ上げるべき?
基本的には普段履いているバッシュと同じサイズを選んで問題ありません。縦の長さが足りないのではなく横幅がきついと感じる場合は、サイズを0.5センチ上げるのではなく、ウィズ(足幅)を「EXTRA WIDE(幅広)」に変更することをおすすめします。無理に縦のサイズを上げると、靴の中で足が前後に遊んでしまい、靴擦れや怪我の原因になります。
前作(V16)から買い替える価値はある?
十分に買い替える価値があります。前作のV16からアッパーのシューレースホール(靴紐を通す穴)の構造がループ状に変更されました。これにより、紐を締めたときのフィット感と、足全体を包み込むような一体感が明確に向上しています。前作のフィット感に少しでも緩さを感じていた方には、その違いがはっきりとわかるはずです。
洗濯機で洗っても大丈夫?
絶対に避けてください。洗濯機での丸洗いや水への長時間のつけ置きは、ソールをくっつけている接着剤が剥がれる原因となり、シューズの寿命を極端に縮めます。汚れが気になる場合は、柔らかいブラシでホコリを落とし、水を含ませて固く絞った布で優しく表面を拭き取る程度にとどめてください。
クッション性が足りない場合はどうすればいい?
ゲルフープ V17は軽さと接地感を優先しているため、クッション性は控えめです。もし膝や腰に負担を感じる場合は、市販のスポーツ用インソール(中敷き)に入れ替えることで衝撃吸収性を改善できる場合があります。ただし、あまりにも厚すぎるインソールを入れると、靴の中の空間が狭くなりフィット感が損なわれるため、適度な厚さのものを選ぶよう注意してください。
このモデルはジャンプ力を上げるバッシュですか?
シューズの中に反発力でジャンプを補助するような特殊なカーボンプレートなどは入っていません。そのため、履くだけで劇的に最高到達点が上がるようなタイプのバッシュではありません。しかし、シューズ自体が非常に軽いため、自分の筋力を使って素早く連続して跳ぶ動作や、一歩目を素早く踏み出す動作を強力にサポートしてくれます。
扁平足でも履けますか?
履くことは可能ですが、注意が必要です。アシックスの純正インソールは日本人の足裏のアーチ(土踏まず)に合わせた立体構造になっています。そのため、重度の扁平足の方が履くと、土踏まず部分がインソールの出っ張りに当たって痛みを感じる可能性があります。痛みが気になる場合は、アーチサポートが控えめな平らなインソールへの交換を検討してください。
甲高(足の甲が高い)でも痛みは出ませんか?
ゲルフープ V17はアッパーの素材がしなやかなため、甲高の足にも比較的馴染みやすい設計です。新しく採用されたループ構造のシューレースシステムにより、甲にかかる圧力を均等に分散させることができます。ただし、極端に甲が高い方の場合は、無理に紐を強く締めすぎると血流が悪くなることがあるため、足幅の広い「EXTRA WIDE」モデルを試し、甲回りに余裕を持たせることをおすすめします。
黒色のバッシュは夏場に蒸れませんか?
色が黒であっても、極端に熱がこもったり蒸れやすくなったりすることはありません。アッパーの大部分に目の粗いメッシュ素材を採用しているため、シューズ内の通気性は非常に高く保たれています。プレー中にかいた汗や熱気は適切に外部へ逃げる構造になっているため、夏場の激しい練習でも快適に使用できます。
ローカットモデルはありますか?
ゲルフープシリーズには純粋なローカットモデルは存在しません。すべてミドルカット(ややローカット寄りのミドルカット)として展開されています。足首の自由度を極限まで高めた純粋なローカットモデルを求めている場合は、同じくアシックスから発売されている「グライドノヴァ」シリーズを選択することをおすすめします。
どのウィズ(足幅)を選べばいいかわかりません。
日本人の約7割は「STANDARD(標準)」に該当すると言われています。そのため、まずはSTANDARDサイズを試着してください。試着した際、小指や親指の付け根が強く圧迫される場合は「EXTRA WIDE(幅広)」を試してください。逆に、靴の横幅に余裕がありすぎて足が横に動いてしまう感覚がある場合は「NARROW(細身)」を試して、一番しっくりくるものを選びましょう。
インソールは取り外せますか?
はい、インソールは完全に取り外しが可能です。使い込んで汚れたり臭いが気になったりした場合は、取り外してインソールだけを手洗いすることができます。また、自分の足の形に合わせたオーダーメイドのカスタムインソールや、機能性の高い市販のインソールに入れ替えることも簡単に行えます。
屋外(外用のコート)でも使える?
使用すること自体は可能ですが、推奨はしません。ゲルフープ V17のアウトソールは体育館の滑らかな木の床に最適化された柔らかいラバーを使用しています。そのため、コンクリートやアスファルトのようなザラザラした屋外コートで使用すると、あっという間にソールが削れて平らになってしまい、体育館で履いた時に全くグリップしなくなってしまいます。
試合用と練習用で分けた方がいいですか?
ゲルフープ V17は耐久性も高いため、基本的には練習から試合までこの1足で十分に対応可能です。ただし、部活などで毎日何時間も激しい練習をする場合は、2足を交互に履く(ローテーションする)ことをおすすめします。毎日同じ靴を履き続けるよりも、休ませる期間を作ることでミッドソールのクッション素材のへたりを遅らせることができ、結果的に長く良い状態を保てます。
バッシュの寿命はどれくらいですか?
使用する頻度や体重、プレースタイルによって大きく異なりますが、部活動などで毎日2〜3時間ハードに使用した場合、半年から1年程度が買い替えの目安になります。アウトソールの溝が削れてツルツルになってきたり、着地した時にクッションの弾力がなくなり足裏が痛く感じたりするようになったら、ミッドソールの寿命がきているサインです。
海外の選手が履いていないのはなぜですか?
海外の選手(特に欧米系の選手)は、日本人と比べて足の幅が細く、甲が低い骨格をしていることが多いです。また、プレースタイルもパワフルで体重が重い選手が多いため、日本人の足型に合わせて作られたゲルフープのラスト(足型)や、軽量性を優先した控えめなクッションの設定が彼らの身体やプレースタイルに合わないためです。本モデルはあくまで国内の環境と日本人の骨格に向けたドメスティックモデルです。
ゲルバーストと迷っています。どちらを選ぶべきですか?
自分がバッシュに何を最も求めているかで決めてください。コート全体を走り回る運動量や、素早いステップ、軽さを重視するなら「ゲルフープ」を選んでください。一方で、鋭いドライブでの加速力や、相手とぶつかった時の安定感、足首周りの強固なサポート力を重視するなら「ゲルバースト」を選ぶのが正解です。
グリップ力が落ちてきたと感じたらどうすればいいですか?
体育館の床に落ちているホコリがアウトソールの裏に付着していることが、グリップ力低下の最大の原因です。こまめに裏面を濡れた雑巾で拭き取り、ホコリを取り除いてください。それでも滑る場合は、ソールの溝自体が摩耗して平らになっていないか確認してください。溝がなくなっている場合は寿命ですので、買い替えの時期です。
他のメーカー(ナイキなど)から乗り換える際の注意点はありますか?
海外メーカーのバッシュは足幅が狭く作られていることが多いため、それに合わせて普段は大きめのサイズを履いている方が多いです。しかし、アシックスは日本人の足型に合わせて広く作られているため、ナイキなどで履いているサイズと同じサイズを選ぶと、ゲルフープでは大きく感じることがあります。乗り換える際は、自分の実際の足の長さに合わせた適切なサイズを再度計測し直すことをおすすめします。
ポジションによって向き不向きはありますか?
スピードと俊敏性が求められるポイントガードやシューティングガードにとっては最高のパフォーマンスを発揮します。スモールフォワードにも非常に向いています。一方で、体重が重く、ゴール下で激しく体をぶつけ合ったり、何度も高くジャンプして着地を繰り返すセンターの選手にとっては、軽量性を重視した構造上、クッション性やシューズの剛性が少し頼りなく感じるかもしれません。
足首を捻挫しやすいのですが、サポート力は十分ですか?
ゲルフープ V17はミドルカットであり、足首下部を適度にホールドするヒールカウンターは備わっています。しかし、足首をガッチリと固めて可動域を制限するような強固なサポート力はありません。捻挫の不安が大きい場合は、足首周りの剛性がより高い「ゲルバースト」を選ぶか、ゲルフープを履いた上でザムストなどのスポーツ用足首サポーターを併用することをおすすめします。
総合評価 & 結論

総合評価:★★★★☆(4.5点 / 5点満点)
ゲルフープ V17は、買いか?

結論から言うと、「間違いなく買い」です。
特に、日本のコート環境でプレーするすべてのガード〜フォワード陣にとって、これほど信頼できるシューズは他にありません。
おすすめ層
ミニバスを始めたばかりの小学生から、毎日の激しい練習に打ち込む中高生の部活生、そして週末に真剣にプレーする社会人まで、幅広い層に自信を持っておすすめできます。「圧倒的な軽さ」「抜群のグリップ力」「日本人の足に合うフィット感」という、バッシュに求められる最も基本的かつ重要な3つの要素を、極めて高い次元でクリアしている名作です。
ゲルフープ V17 レビューまとめ

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パフォーマンスの特徴:トップクラスの軽量性と、コートに吸い付くようなN.C.ラバーのグリップ力が最大の魅力です。接地感が高く、コートの床をダイレクトに捉えることができます。
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サイズ・耐久性の注意点:サイズ感は標準的ですが、3つのウィズ(細身・標準・幅広)から自分の足幅に合ったものを選択することが絶対条件です。屋内専用モデルのため、屋外での使用は耐久性を著しく低下させます。
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向いている人・おすすめ層:ポジションを問わず、スピードやアジリティ、豊富な運動量を武器にするプレーヤーに最適です。成長期の学生プレーヤーの最初の一足としても強く推奨されます。
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前作との比較・総合評価:前作V16からシューレース部分がループ構造に変更されたことで、より緻密で隙のないフィット感を手に入れました。軽さを武器にするすべてのアスリートにとって、最高水準のパフォーマンスを提供する完成された一足です。
参考サイト
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バスケットボールシューズの機能性に関する研究(J-STAGE)
スポーツシューズと快適性J-STAGE -
バスケットボール動作におけるシューズの力学的評価(J-STAGE)
バスケットボールシューズの機能設計J-STAGE -
スポーツシューズのソール形状と運動パフォーマンス(J-STAGE)
スポーツシューズの現状と問題点J-STAGE -
ASICS公式オンラインストア GELHOOP V17
Access Denied -
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