【最新版】トレイヤング 3 レビュー。実際に履いてわかったサイズ感
「トレイヤング 3のサイズ感って、実際どう選べばいいの?」
「アディダスのバッシュ特有のフィット感や、グリップの性能が気になる」
「人気モデルだけど、今からお得に手に入れる方法はある?」
そんな疑問を持っている方も多いはずです。

この記事では、トレイヤング 3の実際のプレーで感じられるパフォーマンスや、失敗しないサイズ選びのコツをわかりやすく解説します。
トレイヤング 3は「一瞬のスピード」と「抜群の安定感」を両立した、ガードプレーヤーの心強い味方になる一足です。
特に、急停止からのシュートや鋭い切り返しを武器にする人にとって、この低重心設計は大きなメリットになります。
記事のポイント
✔グリップ&安定性: 激しいステップを支える驚異のストップ力
✔サイズ選びの秘訣: 快適に履きこなすための「ハーフサイズ」の考え方
✔進化のポイント: 前作の良い部分を引き継ぎ、より安定性を高めた新構造
✔賢い購入方法: 在庫状況やお得にゲットできるショップ情報
トレイヤング 3 レビュー

基本情報
まずは、トレイヤング 3の基本的なスペック(仕様)を見ていきましょう。このバッシュがどのようなパーツや素材で作られているのかを知ることで、シューズの全体的な特徴がとてもわかりやすくなります。
| 項目 | 詳細 |
| 発売年 | 2023年8月 |
| 相場価格 | 定価約16,000円〜19,000円 |
| 重量 | 約420g〜430g(27.0cm片足目安・やや重め) |
| ミッドソール | 軽量で反発力に優れたコンポジットフォーム(低重心設計) |
| アウトソール | 多方向へのグリップに対応する独特のパターン・非常に柔らかいラバー素材 |
| カット | ローカット(足首の可動域が広く動きやすい) |

トレイヤング 3は、アディダスの最新技術を使って、スピードと切り返しにとことんこだわって作られたバッシュです。
定価は少し高めですが、発売から時間が経っていることもあり、カラーによってはセール価格でかなり安く買えることが多いのが嬉しいポイントです。重量に関しては、ローカットのバッシュの中では少し重い部類に入りますが、その分だけ床をしっかり蹴るための安定感を持たせています。
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パフォーマンス評価

ここからは、バッシュの性能を各項目別に星評価付きで詳しく解説していきます。
グリップ

評価:★★★★☆

きれいな床では、キュッとしっかり止まる素晴らしいグリップ力を発揮します。
自分の思い通りにピタッと止まれるので、ディフェンスを振り切る動きがとてもやりやすいです。
ただ、靴底のラバー(ゴム)がとても柔らかく、ホコリを吸着しやすい性質を持っています。そのため、ホコリが多い体育館だと急にツルッと滑ることがあります。プレーの合間に、こまめに手で靴底を拭く(ワイプする)習慣をつければ問題ありません。
クッション

評価:★★★★☆

このバッシュは「ロー・トゥ・グラウンド(低重心)」と言って、足の裏から床までの距離がとても近く作られています。
床の感覚がダイレクトに伝わるので、素早く次の一歩を踏み出しやすいのが特徴です。それでいて、中に入っているフォーム素材がモチモチとしていて柔らかいので、体重が軽め〜普通の選手であれば、十分に衝撃を吸収して膝や腰を守ってくれます。
フィット感

評価:★★★☆☆

足全体へのフィット感は、正直なところ「人による」という評価になります。
というのも、かかと部分の作りが少し独特で、走ったりジャンプしたりするときに「かかとがスポッと抜けそうになる(ヒールスリップ)」と感じる人が多いからです。
また、新品のときは靴の表面(アッパー)の素材が少し硬く、足に馴染むまでに何度か履き込む時間が必要です。
ただ、しっかり自分の足の形に馴染んでしまえば、横ズレしない良いフィット感に変わっていきます。
安定性

評価:★★★★★

急なストップや、横方向への鋭い切り返しをしたときの安定感は抜群で、文句なしの満点です。
靴の底に「シャンクプレート」という硬い芯のようなパーツがしっかりと埋め込まれており、さらにかかとを外側からガッチリと固めるパーツ(ヒールカウンター)がついています。
これらのおかげで、どんなに激しく左右に揺さぶる動きをしても、靴の中で足がグニャッとねじれることがなく、安心して力を出し切ることができます。
通気性

評価:★★★☆☆

靴の表面(アッパー)は、布のようなテキスタイル素材で作られています。
特別に風通しが良いというわけではありませんが、激しく動いて足にたくさん汗をかいても、ひどく蒸れて気持ち悪いということにはならない、ごく標準的な通気性です。
分厚いレザーのバッシュなどに比べれば、十分に快適に履き続けることができます。
重さ

評価:★★★☆☆

ローカットのガード向けバッシュとしては、少し「ズッシリ」とした重さを感じます。
最近はとにかく軽さを追求したバッシュが多い中、このトレイヤング 3は安定感を作るためにしっかりとしたパーツを組み込んでいるためです。
足元が軽すぎてフワフワするのが苦手な人や、床を強く蹴る感覚が欲しい人にはちょうど良い重さですが、羽のように軽いバッシュを求めている人には少し重く感じるかもしれません。
耐久性

評価:★★☆☆☆

室内で使う分には、靴の表面が破れたりすることは少なく丈夫です。
しかし、靴底のゴムが「グリップ力を極限まで高めるために、非常に柔らかく」作られています。
そのため、外のコンクリートやアスファルトのコートで使うと、消しゴムのようにあっという間に削れて平らになってしまいます。
また、室内での使用でも、毎日激しい部活で使うと、他のバッシュよりも靴底がすり減るスピードは少し早めの傾向があります。屋内専用として大事に使うのが基本です。
見た目

評価:★★★★☆

少しゴツゴツとした独特のシルエットで、他のバッシュにはない個性的なデザインが特徴的です。
足元にボリューム感が出るので、コートの上でしっかりと存在感を出せます。
カラーバリエーションも豊富で、派手な色からシンプルな色まで揃っているため、自分のチームのユニフォームや練習着に合わせやすいのも嬉しいポイントです。
トレイヤング 3を試し履きした感想
実際にトレイヤング 3に足を入れてみたときの感想をカジュアルにお伝えします。

まず、棚から手に取ってみたときの第一印象は「おっ、ローカットの割にはしっかりとした重みがあるな」という感じでした。
実際に足を入れて靴紐をギュッと結んでみると、新品だからか少し生地が硬めで、足の甲がカッチリとホールドされる感覚がありました。
立ち上がってみると、足の裏がしっかりと床に近い位置にあり、地面を掴んでいるような安心感があります。その場で軽くポンポンとジャンプしてみると、厚底のバッシュのようにトランポリンみたいに跳ねる感覚はありません。

その代わり、自分の足の力でダイレクトに床を蹴っている感覚が強く、「これなら一瞬のスピードで相手を抜き去れそうだな」と思わせてくれます。
ただ、その場で軽くディフェンスのサイドステップの真似事をして体重を移動させてみたときに、少しかかとの部分が靴の中で「浮く」ような、スポスポとする感覚がありました。「あ、これが噂のヒールスリップか」と納得しました。

サイズを少し下げて紐を一番上まできつく縛るとマシになりましたが、このかかとの感覚は買う前に絶対に確認した方がいいなと強く感じました。
トレイヤング 3のサイズ感
サイズ感については、このバッシュを選ぶ上で一番気をつけなければいけないポイントです。

結論から言うと、基本的には「普段履いているアディダスやナイキのバッシュから、0.5cm下げる」ことを強くおすすめします。
なぜかというと、先ほどの試し履きの感想でも書いた通り、このシューズはかかと部分が広めに作られていて抜けやすいからです。普段通りのサイズを買ってしまうと、走るたびにかかとがパカパカと浮いてしまい、プレーに集中できなくなってしまいます。
ただし、足の幅が極端に広い人(幅広)や、足の甲がとても高い人(甲高)の場合は、0.5cm下げてしまうと今度は小指の横や足の甲が痛くなってしまう可能性があります。
その場合は、普段通りのサイズを選んだ上で、靴紐の結び方を工夫したり、厚手のバスケットソックスを履いたりして、かかとが浮かないように調整するのが一番良い方法です。足幅が普通から細めの方は、迷わず0.5cmサイズダウンで大丈夫です。


トレイヤング 3 レビュー

トレイヤング 3はどこで買える?
トレイヤング 3は、アディダスの公式オンラインストアや大型スポーツ用品店でも販売されています。発売から少し時間が経っていることもあり、店舗によっては自分の欲しいカラーやサイズが売り切れていることが増えてきました。

確実にお得に買うなら、スニダン(SNKRDUNK)が一番安く、在庫もしっかり揃っていておすすめです。
日本でトップクラスの規模を誇るバッシュやスニーカーの売買アプリで、専門のスタッフが本物かどうかの鑑定もしてくれるので、とても安心です。セール価格よりもさらに安く買えることもよくあります。
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または、楽天市場やamazonのオンラインストアにも、意外と在庫が残っていることがあります。
ポイントを貯めたい方にはこちらもおすすめです。売り切れの場合が多いので、こまめにサイトをチェックしてみてください。
トレイヤング 3はどんなコンセプトのバッシュなのか
このシューズは、NBAアトランタ・ホークスのスター選手であるトレイ・ヤングのシグネチャーモデル(その選手のためだけに作られた専用モデル)の第3弾です。
トレイ・ヤングという選手は、身長が低め(NBAの中では)でありながら、相手の動きを予測させない変幻自在のドリブル、急なストップからのシュート、そして鋭い切り返しで大男たちを翻弄するプレースタイルが持ち味です。

そのため、このバッシュのコンセプトは「予測不能なスピードと、それを支える絶対的な安定感」です。
高くジャンプすることよりも、低い姿勢でコートを駆け回り、一瞬のストップとダッシュを繰り返すプレーヤーの動きを極限まで引き上げることを目的として作られています。
トレイヤング 3の人気色

数多くのカラーバリエーションが発売されていますが、その中でも特に人気が高いカラーをいくつか紹介します。
-
Arctic Night / Core Black / Acid Orange:深みのあるグリーンをベースに、鮮やかなオレンジの差し色が入ったとてもオシャレなカラーです。トレイヤングシリーズらしさがあり、SNSでも一番人気が高い傾向があります。
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Core Black / Cloud White / Carbon(黒白):全体がブラックでまとめられ、白いアディダスのロゴが入った王道のカラーです。部活の規定が厳しい中学生でも履きやすく、どんなユニフォームにも合わせやすいので常に人気があります。
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Pulse Mint / Silver Metallic / Silver Green:全体が明るいミントグリーンで統一された爽やかなカラーです。コート上で足元をパッと明るく見せたい選手から非常に支持されています。
トレイヤング 3を履いてる人
NBAの実際の試合では、もちろんトレイ・ヤング本人がこのバッシュを履いて大活躍しています。
彼が試合中に見せるプレーを見れば、このバッシュがどんな場面で役立つかがよくわかります。トップスピードでドライブを仕掛けてディフェンスを抜き去るシーンや、そこから急ブレーキをかけて相手を転ばせるような鋭いステップバック、そしてディフェンダーの隙をついて放つディープスリーポイントシュートなどです。
彼のように「地面をしっかり蹴って、一瞬のスピードと細かいステップで勝負するプレーヤー」にとって、この低重心と強力なグリップ力は最高の相棒になっています。
シリーズ歴史
トレイヤングシリーズは、このモデルで「3」となる三代目のバッシュです。
実は、初代の「トレイヤング 1」と前作の「トレイヤング 2」は、靴紐はあるものの、基本的には「靴下のようにスポッと履くスリッポンタイプ」の構造でした。フィット感は良かったのですが、激しい横の動きに対して足がズレてしまうという弱点を持つ人が少なくありませんでした。
そこで今回の「トレイヤング 3」では、スリッポン構造をやめて、シュータン(ベロ)と靴紐が独立した、伝統的でしっかりとしたスニーカーの構造へと大きく変更されました。
これにより、前作までの弱点だった横方向への安定感(ホールド力)が劇的に向上し、より多くの人が実戦で安心して使える「王道のガード向けバッシュ」へと進化したのです。
他モデル比較
バッシュ選びで迷いやすい、他の人気モデルとの違いを簡単に比較して説明します。同じ価格帯や、同じプレースタイルの人向けモデルとの違いを知ることで、選びやすくなります。
同価格帯モデルとの比較:プーマ オールプロ ニトロ(Puma All Pro Nitro)
価格帯が似ているプーマの人気モデルです。オールプロニトロは、クッションがとてもモチモチしていて、足への当たりが非常に優しく、万能なバランスを持っています。
それに対してトレイヤング 3は、もっと地面に近く、硬めでシャープな乗り心地です。クッションの柔らかさと快適さを求めるならプーマ、床を蹴るダイレクトな感覚と切り返しの鋭さを求めるならトレイヤング 3がおすすめです。

同ポジションモデルとの比較:アンダーアーマー カリーシリーズ(Curry)
同じガード向けの最高峰としてよく比較されます。カリーシリーズは驚異的な軽さと、靴底の強力なグリップ力が最大の魅力です。
トレイヤング 3はカリーほどの軽さはありませんが、靴底に入っているプレートの剛性(ねじれに対する強さ)が勝っており、安定感が非常に高いです。また、トレイヤング 3の方がセールで安く買いやすいという、お財布に優しい大きなメリットもあります。
また、同じくNBAのスター選手であるルカ・ドンチッチ選手のジョーダン「ルカ」シリーズと比較すると、少し特徴が異なります。
ルカシリーズはステップバックなど「急ブレーキをかけて止まる(減速する)」ことに特化していますが、トレイヤング 3は「細かいステップで左右に揺さぶり、一気に加速する」動きに強みを持っています。自分の得意なプレーに合わせて選ぶと良いでしょう。

トレイヤング 3 レビュー

おすすめな人

トレイヤング 3は、特徴がとてもはっきりしているバッシュなので、以下のようなタイプの人には最高の一足になります。
① ドライブからの急ストップを多用する選手
スピードに乗った状態から一気に急ブレーキをかけてシュートを狙ったり、パスを出したりする選手にとって、このバッシュの強力なグリップ力と安定感は大きな武器になります。ピタッと止まれる安心感があります。
② 低い姿勢で細かいドリブルをつくガードの選手
足の裏から床までの距離が近い(低重心)ため、床の感覚がダイレクトに伝わります。姿勢を低くして、細かく鋭いクロスオーバーなどで相手を揺さぶるプレースタイルの動きを、邪魔することなくスムーズにサポートしてくれます。
③ 横方向への鋭い切り返し(ステップ)を武器にする人
ソールに組み込まれたプレートと、かかとを固めるパーツのおかげで、靴のねじれに対する強さが抜群です。サイドステップやユーロステップなど、横に向かって強く踏み込んでも足がブレないため、力を逃さずに次の動作に移れます。
④ 高性能なガード向けシューズをなるべく安く買いたい人
発売から時間が経っているため、カラーを選ばなければ定価の半額近い1万円前後で買えることがよくあります。この価格で、NBA選手が履く最新テクノロジーのバッシュが手に入るのは、コストパフォーマンスの面で非常に魅力的です。
⑤ 個性的なデザインでコート上で目立ちたい人
他のどのバッシュにも似ていない、ゴツゴツとした独特のソール形状やシルエットを持っています。ありきたりなデザインではなく、足元からしっかりと個性を主張したい、オシャレに気を使うプレーヤーにぴったりです。
不向きな人

逆に、以下のようなプレースタイルや足の形の人にはあまりおすすめできません。購入前にしっかりと確認してください。
① とにかく軽くて素足のようなバッシュを求めている人
ローカットのバッシュとしては少し重みがあり、しっかりとしたパーツが組み込まれているため、「履いていることを忘れるような軽さ」はありません。軽快にコートを走り回るための絶対的な軽さを最優先する人には、足が重く感じてしまう可能性があります。
② 屋外のコンクリートコートでメインに練習する人
靴底のゴムが室内用に非常に柔らかく作られているため、アスファルトなどの外のコートで激しく使うと、消しゴムのようにどんどん削れてあっという間にツルツルになってしまいます。外用のバッシュとしては寿命が短すぎるため不向きです。
③ かかとが細く、靴の中で足が浮きやすい人
このバッシュの最大の弱点とも言える「ヒールスリップ(かかとの抜けやすさ)」があります。元々かかとが細い人や、正しいサイズを選ばずに大きめを買ってしまうと、走るたびにかかとがパカパカしてしまい、プレーの質が大きく落ちてしまいます。
ポジション別おすすめ度

各ポジションでの相性を、星評価と簡単な文章で解説します。ご自身のポジションと照らし合わせて参考にしてみてください。
-
PG(ポイントガード):★★★★★

ボールを運び、ゲームをコントロールし、自らも鋭いドライブで切り込むPGには完璧にマッチします。低重心で床の感覚が掴みやすく、素早い方向転換を最大限にサポートしてくれます。 -
SG(シューティングガード):★★★★★

スクリーンを使ってコートを走り回り、急ストップからジャンプシュートを狙うSGにも非常におすすめです。ピタッと止まれるグリップ力と、横ズレしない安定感がシュートの確率を高めてくれます。 -
SF(スモールフォワード):★★★★☆

オールラウンドに動き回るSFにもよく合います。ドライブでの切れ味が増します。ただ、リバウンド争いなどで高く跳び上がる際の「クッションの跳ねっ返り」を強く求める選手には、少し物足りないかもしれません。 -
PF(パワーフォワード):★★★☆☆

ゴール下での激しいフィジカルな争いが多くなるPFにとっては、少しクッションが薄く、衝撃吸収の面で不安が残ります。体重が重い選手には、もう少し厚底のモデルをおすすめします。 -
C(センター):★★☆☆☆

チームの中で最も体重が重く、リング下で何度もジャンプを繰り返すセンターには向いていません。重心が低くスピードに特化しているため、膝や腰を守るための絶対的なクッション性が不足してしまいます。
トレイヤング 3のメリット

このバッシュのメリットを、わかりやすく7つにまとめて文章で解説します。
① 驚異的なストップ力でディフェンスを振り切れる
きれいな体育館という条件はつきますが、靴底の柔らかいラバーが床に吸い付くように止まります。自分の思い描いたタイミングで急ブレーキがかけられるので、相手とのズレを作りやすくなります。
② 低重心設計で一歩目のダッシュが速くなる
足裏から床までの距離が近いため、足で地面を蹴った力がダイレクトに伝わります。フカフカと沈み込むバッシュに比べて、最初の一歩をグンッと力強く踏み出すことができます。
③ 強固なプレートで足のねじれを防ぎケガを予防する
靴の底に入っているシャンクプレートのおかげで、横方向に強く踏ん張っても靴がタオルのようにねじれません。これにより、足首を捻挫するリスクを減らし、安定したプレーを続けることができます。
④ 前作の弱点だったホールド感が劇的に改善された
スリッポンタイプだった前作から、しっかりとした靴紐タイプの構造に変更されたことで、足を靴の中にガッチリと固定できるようになりました。靴の中で足が遊ばないので力が逃げません。
⑤ フォーム素材のクッションが優しく膝を守る
低重心でありながら、ミッドソールに使われているコンポジットフォームがモチモチとした適度な反発力を持っています。体重の軽いガード選手であれば、着地の衝撃を十分に吸収してくれます。
⑥ セールになりやすく学生でも手に入れやすい
カラーに強いこだわりがなければ、多くの場合で定価から大幅に割引された価格で購入することができます。消耗の激しい部活生にとって、高性能なバッシュを安く買えるのは非常に大きなメリットです。
⑦ 豊富なカラー展開でチームメイトと被りにくい
17種類以上ものカラーバリエーションが発売されているため、自分の好きな色やチームカラーに合わせて選びやすいです。他の人と同じバッシュになってしまうのを避けたい人にもぴったりです。
トレイヤング 3のデメリット

購入前に絶対に知っておくべきデメリットも、しっかりと3つお伝えします。
① かかとが抜けやすくサイズ選びが非常にシビア
何度も触れていますが、かかと部分の作りが広めになっているため、ヒールスリップを起こしやすいです。試着をせずに普段通りのサイズをネットで買ってしまうと、大きすぎて失敗するリスクが高いバッシュです。
② ホコリの多い体育館では途端に滑りやすくなる
靴底のゴムが柔らかくグリップが良い反面、ホコリを掃除機のように吸着してしまいます。手入れが行き届いていないツルツルの体育館では、急に滑って転んでしまう危険があるので、こまめなケアが必須です。
③ 履き始めはアッパーの素材が硬く足が痛くなることがある
新品のうちは、靴の表面を覆っているテキスタイル素材が少し硬く感じます。足に馴染んで柔らかくなるまでの数回の練習は、足の甲や足首周りに少し違和感や窮屈さを感じてしまうことがあります。
トレイヤング 3は普段履きには向いてる?


結論から言うと、普段履き(街歩き用のスニーカー)としてはおすすめしません。
デザインはとても個性的でオシャレなのですが、アスファルトの上を長時間歩くと、非常に柔らかいアウトソール(靴底)があっという間にすり減ってしまいます。バッシュとしての寿命を無駄に削ってしまうことになるので、あくまで体育館でのバスケ専用のスポーツギアとして使うのがベストです。
女性でも履ける?

サイズさえ合えば、女性のプレーヤーでも履くことが、もちろん可能です。
ただし、基本的には男性用の作りになっているため、女性の細い足型だと、このバッシュの最大の弱点である「かかとの抜けやすさ(ヒールスリップ)」がより顕著に出てしまう可能性が高いです。
購入する際は、必ずお店で分厚いソックスを履いて試着し、かかとが浮かないかを厳しくチェックしてください。
ミニバス(小学生)や中学生の部活生にもおすすめできる?

中学生のガードやフォワードで、ある程度筋力がついてきた部活生には、スピードを引き出す武器として非常におすすめできます。
しかし、ミニバス(小学生)や、バスケを始めたばかりの中学1年生には少し注意が必要です。ローカットのバッシュとしては少し重みがあるため、まだ脚力がない子供にとっては足が重く感じて疲れやすくなるかもしれません。
また、かかとが抜けやすい作りのため、正しいサイズ選びが難しい子供には、足に負担をかけてしまう可能性があります。
足首サポーターとの相性は?
トレイヤング 3はローカットのバッシュなので、足首周りのスペースが広く、一般的な足首サポーター(ザムストなどのレースアップタイプやテーピング)との相性は比較的良いです。サポーターを着けても足首の動きを邪魔しません。
ただし、プラスチックの硬い支柱が入っているような非常にゴツいサポーターを着ける場合、バッシュの足首周りの素材が新品のうちは硬いため、こすれて痛みが出る可能性があります。ゴツいサポーターを愛用している方は、サポーターを持参して試着することをおすすめします。
購入前に知っておきたい注意点

一番の注意点は、「普段と同じサイズを何も考えずに買わないこと」です。
このバッシュは、かかとが抜けやすいという明確なクセがあります。そのため、基本的には「0.5cm下げる(ハーフサイズダウン)」ことを検討してください。
できれば、スポーツショップに足を運んで、実際に足を入れてかかとを浮かせてみて、フィット感を確認してから購入するのが、絶対に失敗しないための最大のコツです。
トレイヤング 3のお手入れの仕方
ホコリに非常に弱い靴底なので、練習が終わったら濡れた雑巾で靴底の汚れやホコリをしっかりと拭き取ってください。これをするだけで、次回の練習時のグリップ力が全く違ってきます。
アッパーの布素材の汚れは、柔らかいブラシ(使い古した歯ブラシなどで十分です)で優しくこすり落とします。洗濯機で丸洗いすると、バッシュの形が崩れたり接着剤が傷む原因になるので絶対にやめてください。また、夏の暑い車の中などに長時間放置するとソールが剥がれる原因になるので、風通しの良い日陰で保管するようにしましょう。

FAQ

読者の方からよく検索される疑問について、Q&A形式で詳しくお答えします。
Q: サイズはいつも通りでいいですか?
A: かかとが抜けやすい作りのため、足の幅が標準から細めの方は「0.5cm下げる」ことをおすすめします。幅広・甲高の方は普段通りのサイズを選び、紐をきつく締めて調整してください。
Q: 屋外のストリートコート(アスファルト)でも使えますか?
A: 全くおすすめしません。靴底のゴムが室内用に非常に柔らかく作られているため、外で使うと消しゴムのようにあっという間に削れて平らになってしまいます。室内専用にしてください。
Q: 足の幅が広い(幅広)のですが、履けますか?
A: 履くことは可能です。足幅は標準的ですが、履き込むことで素材が伸びてある程度足に馴染んできます。幅広の方はサイズを下げず、普段のマイサイズを選んでください。
Q: どんなポジションの選手に向いていますか?
A: ポイントガード(PG)やシューティングガード(SG)など、スピードや素早い切り返しを武器にするプレーヤーに最適です。
Q: 体重が重いセンターなどのビッグマンでも履けますか?
A: おすすめしません。重心が低くコートの感覚を掴むことに特化しているため、重い体重の着地衝撃を吸収するクッション性はビッグマンには不足しています。
Q: インソール(中敷き)は交換できますか?
A: はい、取り外し可能なので自分好みのインソールやオーダーメイドのものに入れ替えることができます。かかとが抜ける場合は、少し厚みのあるインソールを入れるとフィット感が改善することがあります。
Q: 履き始めは硬いですか?(足に馴染むまでの時間は?)
A: 新品のうちはアッパーの布素材が少し硬く感じます。柔らかくなって足に完全に馴染む(ブレイクインする)までに、数回の練習での着用が必要です。
Q: 洗濯機で洗っても平気ですか?
A: 絶対にダメです。バッシュの寿命を縮め、型崩れやソールの剥がれの原因になります。汚れは専用のクリーナーや水拭きで優しく落としてください。
Q: ローカットだと足首の捻挫が心配です。大丈夫ですか?
A: トレイヤング 3は足底のプレートが非常に強固で、靴全体が横にねじれないように作られています。ハイカットのように直接足首を固定するわけではありませんが、土台が安定しているため捻挫のリスクは十分に抑えられています。
Q: バッシュの重さはプレーにどう影響しますか?
A: ローカットとしては少し重みがあるため、軽さを最優先する人には足が重く感じるかもしれません。逆に、床をしっかり踏み込む感覚や、どっしりとした安定感を求める人にはプラスに働きます。
Q: グリップ力は埃に強いですか?
A: 弱いです。ゴムが柔らかいためホコリを吸着しやすく、ツルツル滑るようになります。こまめに靴底を手のひらで拭く(ワイプする)癖をつけてください。
Q: どんなソックスと合わせるのがおすすめですか?
A: かかとの抜け(ヒールスリップ)を防ぐために、少し厚手でクッション性のあるバスケット専用ソックスを履くことをおすすめします。隙間が埋まってフィット感が向上します。
Q: ジャンプするときの膝への負担はどうですか?
A: 体重の軽いガード選手であれば、モチモチしたフォームが衝撃を吸収してくれるので問題ありません。しかし、体重の重い選手が何度もジャンプするにはクッションが薄めです。
Q: 前作(トレイヤング 2)から何が一番変わりましたか?
A: 靴下のように履くスリッポン構造から、靴紐とベロが独立した普通のスニーカー構造に変わりました。これにより、横方向への足のホールド力(安定感)が劇的に良くなりました。
Q: なぜセールで安く売られていることが多いのですか?
A: 発売から1年以上が経過しており、カラーバリエーションも大量に作られたため、在庫が余りやすいのが理由です。バッシュの性能が悪いわけでは決してないので、安く買えるのはむしろラッキーです。
総合評価 & 結論
総合評価:★★★★☆(4.0 / 5.0)
【買いかどうか】

自分のプレースタイルがドライブ中心で、素早い切り返しや急ストップを多用するガード選手であれば「間違いなく買い」です。
特にセールで安くなっているタイミングであれば、最高のコストパフォーマンスを発揮します。
【おすすめ層】
ポイントガード、シューティングガードの選手。俊敏性を活かしてコートを駆け回る中高生の部活生に強くおすすめします。
トレイヤング 3 レビューまとめ


最後に、この記事の内容をシンプルにおさらいとしてまとめます。
-
パフォーマンスの特徴
非常に柔らかいラバーによる驚異的なグリップ力と、足底のプレートによる高い安定感が最大の特徴です。床の感覚がわかりやすい低重心設計で、素早いダッシュや急ストップなど、スピードを活かすプレーを強力にサポートしてくれます。
-
サイズ・耐久性の注意点
かかとが抜けやすい(ヒールスリップ)構造のため、サイズ選びは「普段より0.5cm下げる」ことを基本に慎重に行ってください。また、非常に柔らかいアウトソールのため屋外での使用は厳禁です。ホコリにも弱いためこまめな靴底のケアが必要です。
-
向いている人・おすすめ層
コートを低い姿勢で駆け回り、クロスオーバーなどの細かいステップやドライブを武器にするガード選手(PG・SG)に最適です。逆に、ジャンプを繰り返すビッグマンや、羽のような軽さを求める人には不向きです。
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前作との比較・総合評価
スリッポン構造だった前作までの弱点を見直し、しっかりとした靴紐の構造に変更されたことで、横方向の安定感が大きく向上しました。「素早い切り返しで相手を抜き去る」という目的に対して、非常に高い完成度を誇る実戦向けの名作バッシュです。セールで手に入れやすい点も魅力です。

自分の武器を最大化し、相手を置き去りにするスピードを手に入れるバッシュを見つけて、ケガなくもっとバスケを楽しんでくださいね!
参考サイト
-
アディダス公式オンラインストア
-
The Hoops Geek (Shoe Reviews and Database)








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