ニューバランス TWO WXY v4 レビュー 実際に履いて分かったサイズ感
「TWO WXY v4って、ポジションレスって言うけど本当に誰にでも合うの?」
「ニューバランスのバッシュはサイズ選びが特殊そうだけど、失敗しないコツは?」
「定価で買うべき? それともお得に買える場所があるの?」
そんな疑問を持っている方も多いですよね。

この記事では、TWO WXY v4を何十足ものバッシュを履き潰してきた私が分かりやすく解説します。
TWO WXY v4は「迷ったらこれ」と言い切れるほど、あらゆるプレーヤーの足元を支えてくれる完成度の高い名作です。
最大の特徴は、異なる2つのクッション素材を贅沢に組み合わせたハイブリッド設計。激しい着地をケアしつつ、次の一歩へ爆発的に踏み出せる感覚は、一度味わうと病みつきになります。
記事のポイント
✔ 「FuelCell×Fresh Foam X」が生み出す唯一無二のクッション性
✔ ポジションを問わず、あらゆる動きに対応する高い安定感
✔ 日本人の足にぴったりの「2E(幅広)」が選べる最高のフィット感✔ プロから部活生まで納得の、圧倒的な実戦スペック
ニューバランス TWO WXY v4 レビュー

まずは、ニューバランス TWO WXY v4の基本スペックから整理していきましょう。
基本情報
以下の表に、TWO WXY v4の基本的なスペックをまとめました。
| 項目 | スペック詳細 |
| モデル名 | New Balance TWO WXY v4(トゥーウェイ v4) |
| 発売年 | 2023年9月 |
| 相場価格 | 定価17,600円(税込) |
| 重量 | 約371g(27.0cm 片足基準) |
| ミッドソール | Fresh Foam X + FuelCell(デュアルクッション構造) |
| アウトソール | ソリッドラバー(多方向対応トラクションパターン) |
| カット | ミッドカット(足首の可動域を確保したやや低めの設計) |
| ワイズ(幅) | 2E(幅広仕様・日本国内流通モデル) |

このバッシュの最大の特徴は、ニューバランスが誇る2つの最強クッション素材「Fresh Foam X(フレッシュフォームエックス)」と「FuelCell(フューエルセル)」を、バスケットボールシューズとして初めて融合させた点にあります。
ランニングシューズ界隈で「雲の上を歩くよう」と絶賛される衝撃吸収素材と、弾むような反発素材が合体しているわけです。それに加えて、日本の幅広足プレイヤーにとって救世主とも言える「2Eワイズ」が標準展開されているのが見逃せないポイントです。
パフォーマンス評価
ここからは各パフォーマンス項目を5段階評価し、詳しく解説していきます。
グリップ

評価:★★★★☆(4.5点 / 5点満点)

グリップ力は予想以上にしっかりしています。
アウトソールには多方向に対応するトラクションパターンが刻まれていて、フロアで足が滑る不安はほとんどありません。
試しにクイックステップや方向転換をしてみましたが、ツルッと滑る感じはなく、しっかり床を捉えてくれる安心感があります。
強いて言うなら、アシックスの一部のトップモデルほど「床に張り付く感覚」はないものの、日常のゲームや練習で十分すぎるグリップ力です。
しかも、ソールにホコリが付いても簡単に拭き取れるので、フロアの状況を気にせずプレーできるのも嬉しいポイントです。
クッション

評価:★★★★★(5点 / 5点満点)

個人的にこのバッシュの一番の強みだと感じているのがクッション性です。
かかと部分に搭載された「Fresh Foam X」が、リバウンドの着地時やハードなドライブの踏み込み時に、膝や腰への衝撃を「フワッ」と優しく吸収してくれます。
そして前足部の「FuelCell」が、次の一歩を踏み出すための反発力を生み出します。
ナイキのズームエアのような「トランポリンで跳ねるような強制的な反発」ではなく、自分の足の力に寄り添って自然に押し出してくれるような、非常にマイルドで心地よいクッション感です。
試合の翌日に膝が痛くなりにくいのは本当に助かりますよね。
フィット感

評価:★★★★★(5点 / 5点満点)

日本国内で販売されているモデルの多くが「2Eワイズ(幅広)」を採用しているため、ナイキの細いバッシュを履くと小指の付け根が痛くなる「純日本人足」の僕にとっては、ピッタリフィットしました。
足を入れた瞬間からどこにもストレスがなく、それでいてシューレースを締め上げるとアッパー全体が足をピタッと包み込んでくれます。
かかとの抜け感(ヒールスリップ)も全くなく、シューズの中で動いてしまう感覚はほとんど感じませんでした。
安定性

評価:★★★★☆(4点 / 5点満点)

クッションが柔らかいバッシュはグラグラして足首を捻りやすいという弱点がありますが、TWO WXY v4は違います。
かかと部分に硬いプラスチック製のパーツ(成形ヒールカウンター)がしっかりと入っており、着地時にかかとがブレるのを防いでくれます。
また、アウトソールの接地面積が広く作られているため、サイドステップを踏んだり、ディフェンスで横に激しく動いたりしても、足の裏全体でしっかりと床を捉えることができる安心感があります。
通気性

評価:★★★☆☆(3点 / 5点満点)

唯一、標準的だと感じたのが通気性です。
アッパーのメッシュ素材は耐久性を高めるためにかなり分厚く、しっかりとした合成素材の補強も重ねられているため、夏場のハードな練習後には靴下の中が少し蒸れるかもしれません。
ただ、バッシュに穴が空いたり破れたりするリスクと引き換えにするなら、この程度の通気性の悪さは全く気にならないレベルです。
重さ

評価:★★★★☆(4点 / 5点満点)

27.0cmで片足約371gという数字は、現代のバッシュの中では「普通〜やや軽め」の部類に入ります。
しかし、実際に履いてみると数字以上に軽く感じます。これはシューズ全体の重量バランスが素晴らしく、足にぴったりとフィットして一体化するためです。
重たいブーツを履いているような感覚は一切なく、ガードの選手が素早く走り回るのにも全くストレスを感じない絶妙な重さ設定になっています。
TWO WXY v4 はどんなコンセプトのバッシュなのか

この「TWO WXY(トゥーウェイ)」という名前には、「オフェンスもディフェンスも両方こなす、ポジションレスなプレイヤー(2-Way Player)」に向けたシューズという意味が込められています。
現代のバスケットボールは、ガードでもリバウンドに飛び込み、センターでも外からスリーポイントを打ち、全員がコートを走り回る時代です。
特定のポジションに特化するのではなく、スピード、ジャンプ、ストップ、方向転換といった「バスケに必要なすべての動作」を高いレベルでサポートするために設計された、まさに究極のオールラウンダー向けシューズと言えます。
試し履きしてみた感想

短い時間ですが、試し履きしてみました。
前足部のFuelCellが程よく反発してくれるため、一歩目からスムーズに動き出すことができ、加速しやすい感覚があります。ジャンプは「高く飛ぶ」というよりも、助走の力を逃さずにしっかり踏み切れる感覚で、踏ん張りが効くのが特徴です。動きに無駄がなく、素早い切り返しも楽に感じました。
着地時の衝撃吸収も優秀で、短い試し履きでも足裏の負担が少なく、膝や足首への衝撃も和らいでいるのがわかります。ドライブや方向転換の際も安定感があり、急に体重をかけても足首がぐらつくことはなく、靴全体がしっかり支えてくれる印象です。
グリップ力も高く、滑る心配がほとんどないため、安心して動けます。短時間の試し履きでも、足の疲れが少なく、動きやすさと安定感のバランスが非常に良いと感じました。硬めのレザーでも、最初は少し足に馴染ませる必要はありますが、しっかりとサポートしてくれる安心感があります。
全体として、短時間の試し履きでも、加速・踏み切り・安定感・疲れにくさのバランスが良く、動きやすさを実感できるシューズだと感じました。
TWO WXY v4 のサイズ感

サイズ感については、「普段履いている幅広(2Eや3E)のバッシュと同じサイズ」で問題ありません。
例えば、アシックスのワイドモデルや、ナイキのEPモデル(アジア人向け幅広ラスト)で27.0cmを履いている方なら、このTWO WXY v4でも同じ27.0cmを選べばジャストフィットする可能性が非常に高いです。
逆に、普段からナイキのグローバルラスト(Dワイズの細身のモデル)を好んで履いている足の細い方にとっては、2Eモデルだと前足部の横幅が少し余って、靴の中で足が遊んでしまうかもしれません。
その場合は、厚手のバスケットボール用ソックスを履いて調整するか、可能であれば海外限定で販売されているDワイズのモデルを探すことをおすすめします。基本的には、日本人の足にとても優しい親切なサイズ感です。


耐久性


バッシュ選びで意外と見落としがちなのが耐久性ですが、TWO WXY v4はここも優秀です。
屋内耐久性については、アッパーのつま先部分など、床と擦れやすい箇所にしっかりと補強パーツ(コーティング)が施されているため、つま先を引きずるクセがある選手でもすぐには破れません。
また、シューレースホール(紐を通す穴)周りも頑丈に作られており、強く紐を縛っても生地が裂けるような心配はありません。
そして特筆すべきは屋外耐久性です。アウトソールのラバー素材が比較的硬めで、かつ溝が深く太く設計されているため、アスファルトやコンクリートの屋外コート(ストリートバスケ)でガシガシ使用しても、ソールの減りがかなり遅いです。
屋外用のセカンドシューズを探している方にも自信を持っておすすめできる耐久性を誇ります。
ニューバランス TWO WXY v4 レビュー

ここからは、お財布事情や他モデルとの比較など、購入の決定打となるディープな情報に踏み込んでいきます。
コスパ評価

結論から言うと、現在のTWO WXY v4のコストパフォーマンスは「最強」です。
定価の17,600円でも、このクッション性能とフィット感なら十分にお釣りが来る完成度なのですが、発売から少し時間が経った現在、ニューバランスの公式アウトレットやネットショップでは、なんと1万円前後(場合によっては8,000円台)で投げ売りされていることがあります。
ナイキやアシックスのトップエンドモデルが軒並み2万円を超える時代に、NBA選手が本気で試合で履いているハイスペックモデルが1万円で買えるというのは、控えめに言って異常事態です。予算を抑えつつ最高の性能を求めているなら、これ以上の選択肢は現状見当たりません。
TWO WXY v4 どこで買える?
「欲しい!でもどこで買うのが一番お得なの?」という方におすすめの購入先をご紹介します。

一番おすすめなのは「Amazon」です。
世界トップのショップで偽物の心配もなく安心ですし、定価よりもかなり安く出品されていることが多いです。
または、楽天にも意外と在庫が残っています。ただ、セールが始まると人気サイズ(26.5cm〜28.0cm)はすぐに売り切れの場合が多いので、見つけたら早めに決断するのが吉です。
TWO WXY v4 を履いてる人
NBAのトップスターたちも、このバッシュに絶大な信頼を寄せています。
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ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ):NBAチャンピオンに輝いた名ポイントガード。彼のタフショットや激しいストップを支えているのがこのシリーズです。
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タイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers):NBA屈指のスピードスター。彼の爆発的なドライブと一瞬の加速を、FuelCellの反発力がサポートしています。
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ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ):脅威の身体能力を誇るダンカー。彼の高いジャンプと、その後の強烈な着地衝撃をFresh Foam Xが和らげています。
スピードタイプからハイフライヤーまで、プレースタイルが全く違う彼らが同じバッシュを履いていること自体が、「ポジションレス」というこのバッシュのコンセプトが本物であることを証明していますね。
足首サポーターとの相性は?
ザムスト(ZAMST)のA2-DXのような、プラスチックの支柱が入ったゴツめの足首サポーターをつけてプレーする方も多いと思いますが、TWO WXY v4との相性は良好です。
足首周りのカットが「ミッドカットとローカットの中間」くらいに設定されており、履き口が比較的大きく開く構造になっています。そのため、サポーターを装着した状態でも足入れがしやすく、サポーターのパーツがシューズの縁に当たって痛いということも起こりにくいです。
ただし、サポーターの厚み分だけ横幅を取るので、普段よりも紐を緩めにしてから足を入れるなどの工夫は必要になります。
デザイン解説

全体的なシルエットは、近未来的なスタイリッシュさと、ニューバランスらしいクラシックな落ち着きが融合したような洗練されたデザインです。
サイドに大きくあしらわれた「N」のロゴがインパクト抜群で、コート上で非常に映えます。過度な装飾がなく、流れるようなラインで構成されているため、どんなユニフォームにも合わせやすいのが魅力ですね。

カラーバリエーション

カラー展開も豊富で、自分の好みやチームカラーに合わせて選べる楽しさがあります。
人気色
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Dualism(白・黒・赤):左右で配色が微妙に異なるアシンメトリーデザインで、一番人気の看板カラー。
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Triple White(真っ白)/ Triple Black(真っ黒):学生の部活の規定にも引っかかりにくい、超王道カラー。どんなウェアにも合います。
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Lemon Zest(イエロー):NBA選手がよく履いている、蛍光色に近い派手な黄色。目立ちたいストリートボーラーに大人気。
シリーズ歴史

「TWO WXY」シリーズは、ニューバランスがバスケ界に本格復帰して以降、常に進化を続けてきました。
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v1・v2:とにかく軽さと接地感(床を掴む感覚)を重視した、ガード向けのピーキーなモデルでした。
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v3:FuelCellを搭載し、クッション性と反発性のバランスが大幅に向上。一気に人気に火がつきました。
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v4(本作):そして本作。FuelCellに加えてFresh Foam Xを搭載することで、弱点だった「着地時の衝撃吸収」を完璧に克服。シリーズの完成形とも言える仕上がりになりました。

他モデル比較

購入を迷うことが多い、他メーカーの人気モデルと比較してみましょう。
同価格帯モデルとの比較(定価1万5千円〜2万円弱)
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vs ナイキ ズーム フリーク 4 (Zoom Freak 4)
フリーク4は前足部のズームエアによる「爆発的な反発力」が魅力ですが、安定感や耐久性はTWO WXY v4が圧勝です。外のコートでも履きたい、足幅が広いという人はニューバランス一択。



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vs アシックス ノヴァサージ 2 (NOVA SURGE 2)
ノヴァサージはクッションとグリップが神レベルですが、重量がかなり重めです。センタープレイヤーで「とにかく重戦車のような安定感が欲しい」ならノヴァサージ、「少しでも軽く、機動力が欲しい」ならTWO WXY v4をおすすめします。
同ポジションモデルとの比較
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vs ナイキ KD 16
オールラウンダー向けのライバルシューズです。クッションの「モチモチ感」と推進力はKD16の方が強く感じますが、日本人の足へのフィット感(小指の痛くならなさ)と、コストパフォーマンスにおいてはTWO WXY v4の方が万人受けする作りになっています。
ジョーダンテイタム 4 レビュー!実際に履いて分かったサイズ感などジョーダンテイタム 4 レビュー!実際に履いて分かったサイズ感など「テイタム 4って前作と何が違うの?」「史上最軽量というけど、安定性は大丈夫?」「ジョーダンブランドのサイズ感、自分に合うのはどれ?」そんな疑問を抱えている方も多いはずです。...https://www.nbabrooks.com/donissue3/
おすすめな人
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足幅が広くてナイキのバッシュが合わない人
日本人に多い「幅広・甲高」に寄り添った2E設計は本当に神です。痛みを我慢してプレーする必要がなくなります。
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試合の後半や翌日に膝・腰が痛くなりやすい人
Fresh Foam Xの衝撃吸収力が、あなたの関節を守るクッション代わりになってくれます。
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屋内でも屋外(ストリート)でも同じバッシュを使いたい人
ソールの耐久性が高いので、アスファルトでハードに削ってもなかなかツルツルになりません。
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ポジションが決まっておらず、何でもこなすプレーヤー
リバウンドも飛ぶし、スリーも打つし、速攻も走る。そんな「全部乗せ」のプレースタイルに完璧に追従してくれます。
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とにかく安くて性能が良い「コスパ最高」のバッシュを探している人
現在の型落ち価格なら、学生のお小遣いでも手が届く範囲です。絶対に後悔しない投資になります。
不向きな人
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トランポリンのように靴の力で高く飛ばせて欲しい人
ズームエアのような強力な反発ギミックはないので、「靴にジャンプさせてもらう」感覚が好きな人には物足りないかもしれません。
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足の幅が極端に細い人
2Eの幅広設計なので、足が細い人は靴の中で足が横滑りしてしまう可能性があります。
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超絶な「床との接地感(コートフィール)」を求める薄底好きの人
クッションがしっかり厚めに入っているため、カイリーシリーズのような「足の裏で床を直接掴むようなダイレクト感」はやや薄れます。
ポジション別おすすめ度
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ポイントガード(PG):★★★★☆
十分な軽さと俊敏性があります。ただ、究極のコートフィールを求める純粋なスピード狂には少しクッションが厚く感じるかも。
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シューティングガード(SG):★★★★★
ストップしてからのジャンプシュート、ドライブでの切り込みなど、SGに必要な動きをすべて高レベルでサポートしてくれます。
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スモールフォワード(SF):★★★★★
最もおすすめのポジション。速攻もリバウンドもこなす、まさに2-Wayプレイヤーにドンピシャの性能です。
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パワーフォワード(PF):★★★★☆
体重の重いPFの着地衝撃もしっかり吸収してくれます。足首の自由度が高いのもメリット。
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センター(C):★★★☆☆
体重が100kgを超えるような純粋なビッグマンだと、もう少しだけ足首周りの強固なサポート(ハイカットなど)が欲しくなるかもしれません。ただ、現代の走れるセンターには十分アリです。
TWO WXY v4 のメリット
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幅広足でも快適に履ける
日本人に多い幅広・甲高の足でも安心して履けます。ナイキの細身モデルだと小指の付け根や甲が痛くなりやすい人でも、2E幅設計により足全体を自然に包み込み、締め上げても圧迫感が少ないのが嬉しいポイントです。シューレースを締めても足首や前足部が窮屈にならず、短時間の試し履きでも「違和感がほとんどない」と感じられるフィット感です。 -
圧倒的な衝撃吸収と自然な反発力
TWO WXY v4最大の特徴は、かかとに搭載されたFresh Foam Xと前足部のFuelCellの組み合わせです。着地時の衝撃をしっかり吸収しつつ、次の一歩にスムーズにつなげてくれる感覚は、長時間プレーでも膝や足首への負担を軽減します。短時間の試し履きでも、ドライブや切り返しがしやすく、足へのストレスが少ないことを実感できます。 -
グリップ力・安定性が高い
アウトソールのトラクションパターンと成形ヒールカウンターにより、方向転換や横ステップでも足がブレにくく、安心感があります。短い試し履きでも、踏み込みや急な体重移動でのぐらつきはほとんどなく、しっかりとフロアを捉えられる感覚がありました。屋内だけでなく、屋外でも十分耐えうる安定性を兼ね備えています。 -
耐久性が高く長く使える
アッパーのつま先補強やシューレースホールの頑丈な作り、硬めのアウトソールなど、摩耗や破れに強い設計になっています。屋外のアスファルトコートでもソールの減りが遅く、長く使えるのは大きなメリットです。日々の練習でガシガシ使っても、すぐにダメになる心配はありません。 -
コストパフォーマンスに優れる
定価17,600円でも十分満足できる性能ですが、公式アウトレットやネットショップでは1万円前後で手に入ることもあります。この価格で、幅広足対応・高い衝撃吸収・優れたグリップ力・耐久性を兼ね備えたバッシュはかなり希少です。予算を抑えつつ、しっかり性能を求めるプレイヤーにとっては最適な選択肢と言えます。
TWO WXY v4 のデメリット
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個性や派手さは控えめ
全体的にバランス型の設計のため、「異常な跳ね返り」や「足首をガッチリ固定する高サポート」といった尖った特徴はありません。万人向けで安定感重視のシューズなので、強烈な反発力や極端なフィーリングを求める人には物足りなく感じるかもしれません。 -
通気性は標準的
アッパーのメッシュは厚めで、耐久性を優先しているため、真夏の長時間プレーでは靴下の中が少し蒸れやすい可能性があります。通気性よりも耐久性やサポートを重視した作りなので、暑い時期の長時間使用は少し注意が必要です。 -
細身の足にはややゆとりが出る
2E設計のため、足が細い人には靴の中で足が少し遊ぶ場合があります。厚手のソックスで調整するか、Dワイズなど他のラスト形状のバッシュと組み合わせるのがおすすめです。逆に幅広・甲高の人には最高のフィット感を実現してくれます。 -
軽量バッシュほどの床感覚はない
厚めのクッションがあるため、薄底系のバッシュのように「床を直接踏み込む感覚」はやや弱めです。極端にダイレクトなコートフィールを求める薄底好きのプレイヤーには、少し違和感を感じるかもしれません。
私服にも合う?スニーカーとしての価値
バスケットボールシューズ特有のゴツさはあるものの、デザインが比較的シンプルなので、スウェットパンツや太めのデニムと合わせれば、スポーティーなストリートファッションとして私服でも十分に履きこなせます。
特に「Triple White」や「Triple Black」の単色モデルは、ダッドスニーカーのような感覚でタウンユースに落とし込みやすいです。クッション性が抜群なので、旅行や長時間の立ち仕事の靴としても密かに優秀だったりします。
女性でも履ける?
もちろん女性プレイヤーでも履くことができますが、サイズ選びには少し注意が必要です。女性は男性に比べて足の骨格(横幅)が細いことが多いため、日本展開の「2E(幅広)」モデルだと、足の幅がスカスカになってしまう可能性があります。
女性が選ぶ場合は、普段のサイズよりも0.5cm下げるか、可能であれば試着をして、かかとが浮かないか、靴紐をしっかり締められるかを確認することを強くおすすめします。
ミニバス(小学生)や中学生の部活生にもおすすめできる?
中学生の部活生には心の底からおすすめします。中学生は成長期で膝やカカトの成長痛(オスグッドなど)に悩まされることが多いですが、このバッシュの圧倒的な衝撃吸収力は、そういった怪我のリスクを減らす手助けをしてくれます。
さらに耐久性も高いので、毎日のハードな部活で親御さんの財布にも優しいです。
小学生(ミニバス)に関しては、少しバッシュ自体の作りがガッチリしすぎているため、体の小さい低学年の子には少し重く、硬く感じるかもしれません。
高学年で体がしっかりしてきて、アシックスのジュニアモデルから大人用へのステップアップを考えているタイミングであれば、非常におすすめできます。
購入前に知っておきたい注意点

購入前にこれだけは知っておいてほしいのは、「必ず自分の足の幅(ワイズ)を把握しておくこと」です。
何度も言うように、このシューズの国内モデルは「2E(幅広)」です。自分が普段「ナイキの細いバッシュがジャストフィットしている」という自覚があるなら、このバッシュは少し大きすぎる可能性があります。
逆に「いつも小指が痛い」「幅広の靴を探している」という人にとっては、これ以上ない最高の選択肢になります。
TWO WXY v4 のお手入れの仕方
長く大切に履くためのお手入れは簡単です。
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アッパー:メッシュ部分は柔らかいブラシで軽くホコリを落とし、汚れがひどい部分は薄めた中性洗剤を含ませた布でトントンと叩くように汚れを落とします。
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アウトソール:グリップを長持ちさせるため、練習後は濡れタオルでソールのホコリをしっかり拭き取ってください。
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保管:車のトランクの中など、高温多湿になる場所に放置すると、ソールの接着剤が剥がれる原因になるので絶対に避けましょう。風通しの良い日陰で休ませるのが長持ちの秘訣です。
FAQ(よくある質問)
読者の方からよく寄せられる疑問に、一問一答形式で簡潔にお答えします。
Q1: 屋外(アスファルトのストリートコート)でも使えますか?
A: はい、非常に適しています。ソールが深く硬いため、削れにくく長持ちします。
Q2: サイズ感はナイキと比べてどうですか?
A: ナイキのEPモデル(幅広)を履いているなら同じサイズでOKです。グローバルラスト(細身)を履いている場合は、少し幅にゆとりを感じるはずです。
Q3: アシックスと比べたサイズ感はどうですか?
A: アシックスの標準~ワイドモデルとほぼ同じ感覚で履けます。普段のアシックスと同じサイズを選んで問題ありません。
Q4: 幅広足・甲高でも痛くなりませんか?
A: はい。2Eワイズ展開なので、幅広・甲高の方には最もおすすめできるバッシュの一つです。
Q5: 逆に足が細い(細身)のですが、履けますか?
A: 履けなくはないですが、靴の中で足が横に動く可能性があります。厚手のソックスで調整するか、他のDワイズのバッシュをおすすめします。
Q6: 洗濯機で丸洗いできますか?
A: 絶対にやめてください。クッション材の劣化や接着剤の剥がれの原因になります。手洗いで拭き掃除をしてください。
Q7: ブレークイン(慣らし)にはどれくらい時間がかかりますか?
A: ほぼゼロです。新品を下ろしたその日から、足に柔らかく馴染んで実戦で使えます。
Q8: コートで「キュッキュッ」と鳴るタイプのソールですか?
A: はい、綺麗なコートではしっかりとスキール音(摩擦音)が鳴り、強力に止まります。
Q9: インソール(中敷き)は取り外して交換できますか?
A: はい、取り外し可能です。ザムストやスーパーフィートなどのカスタムインソールにも簡単に入れ替えられます。
Q10: 足首の捻挫グセがあるのですが、サポート力はどうですか?
A: ヒールカウンターがしっかりしており、ソールの幅も広いので横ブレには強いです。ただミッドカットなので、不安な方はサポーターの併用をおすすめします。
Q11: 体重が重い(ビッグマン)でもクッションは底付きしませんか?
A: Fresh Foam Xがかなり分厚く入っているので、100kg近い体重でも簡単には底付きしない十分な吸収力があります。
Q12: ガードの選手には重すぎませんか?
A: 約371gと決して重くはなく、足との一体感があるため体感はさらに軽いです。ガードでも全く問題なく使えます。
Q13: アッパーのメッシュは破れやすいですか?
A: つま先など擦れやすい部分には合成樹脂のコーティングがされているため、強度はかなり高いです。
Q14: どこで買うのが一番安いですか?
A: ニューバランスの公式オンラインアウトレットが、型落ちタイミングだと一番割引率が高く確実です。
Q15: このバッシュを一言で表すと?
A: 「全人類、特に日本人の足に優しすぎる、コスパ最強の万能バッシュ」です。
総合評価 & 結論

総合評価:★★★★★(4.8点 / 5点満点)

【結論:幅広足でバッシュ難民になっているなら、四の五の言わずに「今すぐ買うべき」神シューズです】
ニューバランス TWO WXY v4は、バスケットボールシューズに求められる「グリップ・クッション・フィット感」という3大要素を、極めて高い次元でクリアした傑作です。
特に「衝撃吸収(膝への優しさ)」と「幅広足へのフィット感」においては、他メーカーの追随を許さないレベルに達しています。
とがった個性を求める人には少し優等生すぎるかもしれませんが、「怪我なく、快適に、自分の100%のパフォーマンスを出したい」というすべての実戦派プレイヤー(おすすめ層:中学生から社会人の全ポジション)にとって、これほど頼りになる相棒はいません。現在のアウトレット価格で買えるなら、文句なしの「買い」です。
ニューバランス TWO WXY v4 レビューまとめ


ここまで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、今回のレビューの重要なポイントをおさらいしておきましょう。
パフォーマンスの特徴
最大の武器は、Fresh Foam XとFuelCellのハイブリッドが生み出す「極上の着地衝撃吸収と、自然な反発力」です。そして、ホコリに強くどんなコートでもキュッと止まれる堅実なアウトソールのグリップ力が、あなたのプレーを足元から安定させます。
オフェンスでもディフェンスでも、ポジションを問わずに激しく動き回るプレイヤーの能力を最大限に引き出してくれる、隙のないパフォーマンスを誇ります。
サイズ・耐久性の注意点
日本人に多い幅広足にジャストフィットする「2Eワイズ」が標準である点が最大のメリットですが、足が細い人はサイズ選びに注意が必要です。
耐久性に関してはインドア・アウトドア問わず非常に高く、外用のバッシュとしても長く愛用できるタフさを持っています。ただし、アッパーが頑丈な分、通気性は標準的で少し蒸れやすい点だけは覚えておいてください。
向いている人・おすすめ層
成長期で関節を守りたい中学生の部活生、週末のバスケで月曜日に疲労を残したくない社会人プレイヤー、足幅が広くてナイキのシューズに苦しめられてきた方、そして屋外のストリートコートでガシガシ練習したい方に、強烈におすすめします。
前作との比較・総合評価
前作(v3)からクッション材をアップデートしたことで、弱点だった衝撃吸収力を見事に克服し、シリーズの「完成形」となりました。定価でも買う価値が十分にあるクオリティですが、型落ちで価格が下がっている今、これほどコストパフォーマンスに優れたバッシュは他にありません。
迷っているなら、ぜひ一度足を入れてみてください。その包み込まれるようなフィット感と、安心感のあるクッションの虜になるはずです。
参考サイト
-
ニューバランス公式オンラインストア / アウトレット
-
WearTesters(海外大手シューズレビューサイト)
-
YouTube 各種バッシュレビューチャンネル
この記事が、あなたの最高のバッシュ選びの参考になれば嬉しいです。




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